ブランド価値コンサルティング会社Brand Financeが「2024年世界テクノロジーブランド価値トップ100」ランキングを発表。トップ10の中で、前回首位だったアマゾンが3位下落して4位となり、新たにある企業が首位の座に就いた。最も注目を集めたのは、NVIDIAが大躍進してトップ10入りを果たしたことである。
公表されたデータによると、2024年世界テクノロジーブランド価値トップ10において、アップル社のブランド価値が74%増加して5166億ドルに達し、2024年世界で最も価値のあるテクノロジーブランドとな利、昨年の首位アマゾンを上回った。2位、3位はそれぞれマイクロソフトとGoogleである。
昨年首位だったアマゾンは4位に転落し、TikTokが5位に上昇、サムスンは追い抜かれて6位に下がった。昨年のランキングと比較すると、今年のトップ5の順位が大きく入れ替わった。7位、8位はフェイスブックとInstagram、9位はオラクルで初めてトップ10入りを果たした。
10位は近年急速に知名度を上げたNVIDIAで、AIチップの革新的な開発により、ブランド価値が163%も急増して445億ドルに達した。世界テクノロジーブランドランキングで一気に19位も順位を上げ、10位に食い込んだ。
台湾ブランドについては、「国家の守護神」と呼ばれる台湾積体電路製造(TSMC)が19位、日月光半導体が96位、聯発科技(MediaTek)が100位となった。Brand Finance社は毎年5000の著名ブランドを評価し、100以上のレポートを発表して、全ての業界と国・地域のブランドをランク付けしている。
編集:佐野華美
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