東西の聖母が対面!北港朝天宮・蔡咏鍀董事長がバチカンを訪問

(資料照,取自交通部觀光局)


北港朝天宮の蔡咏鍀董事長が19日夜に出発し、25日にバチカンでフランシスコ教皇と面会する予定である。蔡咏鍀氏は、文化的背景は異なるものの、両聖母共に慈悲深さで知られ、善良さ、愛、平和を奨励していると述べ、新たな歴史を開くことを期待していると語った。

北港朝天宮は今年創建330周年を迎え、一連の記念行事を開催している。その中には、今年5月にサンフランシスコ、ヒューストン、ニューヨークを巡回し、北港を飛び出して世界に台湾を紹介することや、国内の各宗教代表者や学界などを招いてシンポジウムを開催することが含まれる。

蔡咏鍀氏は19日夜、カトリック輔仁大学の牧師である林之鼎氏の同行のもと、ヨーロッパに向けて出発。現地時間25日にバチカンの宗教間対話評議会を訪問し、フランシスコ教皇と世紀を超えた宗教間対話を行う予定だ。

蔡咏鍀氏は、北港朝天宮創建330年の節目に、北港の媽祖の善なる力を国際的に広め、人々の心を温めていると述べた。今回の会談は東西文化の出会いだけでなく、異なる宗教間で差異を超え、平和と人類の福祉を共に追求できる可能性を象徴していると言う。

北港朝天宮は、この会談を通じて世界中の各宗教の信者を共に祝福し、皆が善良さ、愛、平和に包まれた、より良い未来へ向かうことを願っている。

この訪問のために、北港朝天宮は1両以上の重さの黄金の媽祖像(市場価値12万台湾ドル以上)と白色gの玉石で作られた媽祖像を用意し、フランシスコ教皇に贈呈する予定だ。これにより、より調和のとれた世界の創造を目指す。国際金価格が継続的に高騰しているため、安全を確保するために金の媽祖像は現地の大使館で一時保管される。

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