JR東日本は、2025年5月24日(土)に高輪ゲートウェイシティにて国際文化交流イベント「TAKANAWA WORLD FESTIVAL(タカナワ・ワールド・フェスティバル)」を開催する。
本イベントは、国際色豊かな港区の特性を活かし、フィリピン、ハンガリー、バーレーン、ジャマイカ、エクアドル、モルディブの6カ国の大使館と連携。各国の伝統文化や食、芸能、工芸を来場者に体験してもらうことを目的としている。
会場は高輪ゲートウェイシティ内の「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」地下2階。参加は無料・予約不要で、開催時間は午前11時から午後5時まで。JR東日本は本イベントを「地球共益の理念を体現する国際交流の起点」と位置づけ、未来志向の都市開発「Global Gateway Shinagawa」の一環として開催する。

各国伝統芸能が集うステージイベント
ステージでは、東京外国語大学フィリピン民族舞踊団による伝統舞踊や、ジャマイカのアーティストによるライブパフォーマンス、ハンガリーのソプラノ歌手・今井文音氏とピアニスト・藤原新冶氏によるオペレッタ、さらにエクアドルやモルディブの音楽・舞踊が披露される。文化の垣根を越えた多彩なステージが展開され、国際交流の雰囲気を盛り上げる。

珍しい各国料理を堪能
飲食ブースでは、六本木や三鷹の人気レストランが提供する多国籍料理が登場。フィリピンのチキンアドボ弁当やバナナ春巻き、ハンガリーのグヤーシュ・スープ、ジャマイカのジャークチキン、バーレーンのシャワルマ・サンド、エクアドルのバナナケーキやチョコレートなど、各国自慢の料理が味わえる。
また、普段は入手困難なバーレーンの伝統菓子「マームールクッキー」の試食も実施される予定。数量限定のため、早めの来場が推奨される。

子どもも楽しめる文化体験ワークショップも充実
各国大使館によるワークショップも注目を集めている。フィリピンの織物体験や、ハンガリーの伝統刺繍に基づいた塗り絵、バーレーンのヘナアートやアラビア語しおり作り、ジャマイカのカラフルなビーズブレスレット作り、エクアドルによるガラパゴス諸島の紹介、モルディブの民族衣装試着と太鼓体験など、子どもから大人まで楽しめるプログラムが揃う。
「国際都市・高輪」構想の一環として
JR東日本は本イベントを通じて、「誰もが参加できる共創の都市」としての高輪ゲートウェイシティのビジョンを体現する考え。都市開発と文化交流を融合させた試みとして、今後の展開にも注目が集まる。
【イベント概要】
イベント名:TAKANAWA WORLD FESTIVAL
日時:2025年5月24日(土)11:00〜17:00(入場無料・事前予約不要)
会場:THE LINKPILLAR 1 SOUTH 地下2階(高輪ゲートウェイシティ内)
参加大使館:フィリピン、ハンガリー、バーレーン、ジャマイカ、エクアドル、モルディブ
公式サイト:https://www.takanawagateway-city.com/news/worldfestival_250524.php
編集:梅木奈実 (関連記事: 【地域資源×花の循環】高輪ゲートウェイで新たな取り組み 環境と暮らしをつなぐフラワーイベント開催 | 関連記事をもっと読む )
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