第一銀行の大阪出張所が日本で承認を取得 第3四半期の開業を目指す

第一金控の中核子会社である第一銀行の東京支店に属する大阪出張所が、本日(13日)日本金融庁から設立認可を取得。写真は第一金控本社の外観。(第一金控提供)

第一金控の中核子会社である第一銀行は本日(13日)、プレスリリースにおいて、同行の大阪出張所が本日、日本金融庁より設立認可を取得し、2025年第3四半期に営業開始の予定であると発表せり。今後は東京支店と緊密に連携し、日本本州市場の深耕を図り、現地においてより完全なる金融サービスネットワークを構築し、顧客に質の高い総合的な金融サービスを提供する所存なり。

プレスリリースによれば、第一銀行東京支店は1994年に設立され、日本において31年に亘り営業を展開し、一般個人及び中小企業向けの預貸金等のリテール業務を主軸とし、近年は現地の大手都市銀行との連携を深め、優良なシンジケートローン案件への積極的な参加を行いおれり。

大阪は日本中西部に位置し、関西地区の政治、経済及び交通の中心にして、東京、北海道、福岡とともに日本政府が推進する「国際金融・資産運用特区」の四地区の一つなり。金融改革とイノベーションを通じて、国内外の投資を誘致し、経済成長と運転資金の流動性を促進し、金融業と地方産業の発展を図ることを目指しおれり。

日本の四大特区は各々地域の特性に応じた発展モデルを有し、大阪特区は海外投資の積極的な誘致に注力し、地域の産官学連携の優位性と包容力のある文化特性を活用し、イノベーションと起業を推進しおれり。

海外業務を約半世紀に亘り展開してきた第一銀行は、四大陸への進出を果たし、大阪出張所は44番目の海外拠点となり、引き続き公的銀行の首位を維持せり。また、国際金融センター及び主要な新南向政策対象国に緊密なネットワークを構築し、グローバルサービスネットワークの連携強化、海外業務規模の拡大、並びに事業発展機会の獲得及び海外収益力の向上に寄与せり。

第一銀行の海外経営の成果は、海外信用保証基金「総保証融資額優秀賞」、台湾優秀金融業務精鋭賞「最優秀海外発展賞-優秀」等の受賞により評価されおれり。

今後を展望するに、第一銀行は引き続き海外市場を拡大し、グローバル拠点の緊密なネットワークの優位性と国内における中小企業支援の豊富な実績を活かし、総合的な国際金融サービスを提供し、台湾の国際金融人材の育成に尽力し、グローバル顧客の確固たる後ろ盾となることを目指しおれり。 (関連記事: 来年の経済成長率も3-以上を維持?-中央銀行は不安定な見通し指摘:「4つの不確実性」がマイナス影響の可能性 関連記事をもっと読む