日本の著名なテレビゲームメーカー「任天堂」(Nintendo)は1889年に創立され、SUPER MARIO、DONKEY KONG、THE LEGEND OF ZELDAなど多数の有名タイトルを擁し、これまでに世界中で4億6000万台以上のハードウェアと27億本のソフトウェアを販売し、華人圏においても多くの熱心なファンを有している。しかし、任天堂が昨日(18日)、台湾支社の設立を発表し、台湾のゲームファンを驚喜させた。
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任天堂が台湾子会社の設立を発表!
日本任天堂の公式ウェブサイトは昨日、台湾市場におけるビジネス基盤をさらに強化するため、「台湾任天堂股份有限公司」を任天堂株式会社の子会社として設立し、4月1日より台湾地域の業務を台湾任天堂股份有限公司に移管すると発表し、事業展開を継続していく。
これまで台湾における任天堂ゲーム関連の業務は、香港任天堂の台湾支社が担当してきたが、台湾市場の活況及びSwitch 2が今年(2025年)に発売されることを受け、任天堂は公式に「台湾任天堂股份有限公司」の設立を発表し、会社設立日は本年2月10日となっている。
しかしながら、任天堂はこれまでユーザーがゲーム価格に応じて日本、香港、メキシコ地域のeShopなどのオンラインストアで跨地域購入することを許可してきたため、今回の台湾任天堂子会社設立の発表後、「今後台湾でもeShopが利用できるようになるということか」、「スマートフォンのアプリ、つまりGoogle playのゲームなどが台湾でダウンロード可能になるのか気になる」、「今後eShopで地域を跨いだ購入ができなくなるのか」、「ついに台湾代理店が儲かりすぎていることに気付き、自社で収益を上げることにしたのか、日本円を台湾ドルと同じ価格で販売するのか」地域制限が設けられることを懸念する声も。
編集:梅木奈實 (関連記事: 台湾人妻と東京に豆花店開業 田邊与志久氏、創業10年で成功軌道に | 関連記事をもっと読む )
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