米国のドナルド・トランプ大統領(Donald Trump)は4日、議会で初の合同演説(joint address to Congress)を行いました。史上最長となった今回の演説で、トランプ氏は第2期就任後43日間の政策実績を総括し、世界的な関税計画、パナマ運河の「奪回」、メキシコ麻薬組織との「戦争」、グリーンランドの米国加入招請、ロシア・ウクライナ和平協......
トランプ大統領当選者は近日、他国の主権を貶める発言を続けており、カナダをアメリカの第51州にすることや、両国の国境線を消すこと、さらにグリーンランドとパナマ運河を武力で奪取することも排除しないとしている。彼はマーアーラゴでの記者会見で、メキシコ湾を「アメリカ湾」(Gulf of America)に改名すべきだとも述べた。これに対しメキシコのシャインバウム大統領は8日に反撃し、「アメリカこそ『メキシコ・アメリカ』に改名すべきだ」と直接批判した。