中国・深センで2024年9月18日朝、登校中の日本人男児(10)が刺殺された事件で、深セン市中級人民法院は40代の中国人被告に死刑を言い渡した。金杉憲治駐中国日本大使が北京で明らかにした。
読売新聞は外務省の情報として、同様の報道を伝えた。
事件は「九一八事変」93周年の当日に発生。犯行の背景には反日感情があるとの見方もあったが、中国当局は「偶発的な事件」と説明していた。
同紙が昨年10月、関係者の話として報じたところでは、被告は就職活動の不調から不満を募らせ、「大きな事件を起こせば注目され、日本人を傷つければ反響が大きく、支持者も現れる」と考え、インターネットで深セン日本人学校を見つけ出したという。
編集:佐野華美
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