トップ ニュース 2025年屏東おすすめ観光地5選 台湾最南端の楽園・屏東で心癒される旅
2025年屏東おすすめ観光地5選 台湾最南端の楽園・屏東で心癒される旅 2025年屏東おすすめ観光地5選、台湾最南端に位置する屏東は、多様な生態環境を有する。(写真/盧逸峰撮影)
台湾本島の最南端に位置する屏東(ピンドン)は、手つかずの自然と、素朴な暮らしの風景が残る地域である。 有名な観光地・墾丁(ケンティン)に比べると観光客は少なく、ゆったりとした時間が流れている。 今回は、台湾観光局のデータをもとに、編集部が厳選した観光スポットを5つ紹介する。
屏東おすすめ観光スポット1》 潮州・林後四林平地森林園区 屏東県潮州鎮に広がる「林後四林平地森林園區」は、1000ヘクタール( 東京ドーム200個分)を 超えるスケールを誇る森林型エコスポット。かつて農業用地だった土地を再生させたこの園区では、台灣特有の自然植生と湿地生態が共存しており、四季を通じて多様な野鳥や昆虫、植物に出会える。
園内には整備された遊歩道が張り巡らされており、ハイキングや自転車レンタルによるサイクリングも可能。草原や森林だけでなく、野渓では水遊びも楽しめる。さらに、エコツアーも提供されており、専門ガイドの解説を通して地元の生態系について深く学ぶことができる。
並木道はどこを切り取っても絵になる絶景。自然に溶け込んだアート作品も多く設置されており、カメラ好きにはたまらないスポットとなっている。食事を持ち込んでピクニックをすることもでき、家族連れでの訪問にも最適だ。アウトドア派、写真好き、自然観察が好きな人にとって、まさに“無料で楽しめる穴場スポット”といえるだろう。
屏東おすすめ観光地》林後四林平地森林園区。(写真/台灣山林悠遊網) 住所: 屏東県潮州鎮潮義路221-1号開放時間: 8:00~17:00
屏東おすすめ観光スポット2》東港・ 大鵬湾遊憩区 大鵬湾国家風景区内にあるこの遊憩区は「台湾のハワイ」とも称される美しい海浜地帯。唯一の出入り口である大鵬湾潟湖(せきこ)からは、小琉球(シャオリウチウ)や船の姿を遠望することができる。
観光船での湖上クルーズでは、ガイドによる地元の解説が楽しめるほか、風景を一望できるビュースポットも満載。ウィンドサーフィンなどのマリンアクティビティを体験することもできるし、水に入らなくてもビーチバレーやレンタサイクルでマングローブの中を走り、湿地の生物を観察することもできる。
周辺には「海上教会」や「飛行機展望台」「朝口平台」などの見どころも多く、夕焼けや海の風景を撮るために多くの写真愛好家が訪れている。太陽と海を満喫するにはまさに理想の場所であり、屏東を訪れるなら外せないスポットの一つだ。
屏東おすすめ観光地》大鵬湾遊憩区。(写真/引用元:IG@aday0530) 屏東おすすめ観光地》大鵬湾遊憩区。(写真/引用元:IG@aday0530) 住所: 屏東県東港鎮南平路631号
開放時間: 各区域の公告による
屏東おすすめ観光スポット3》車城・車城福安宮 その歴史は明の永暦年間に遡り、当初は「敬聖亭」として建立。泉州から移住した先住民が疫病を防ぐために建てたのが始まりで、乾隆皇帝から官服と王冠を賜り「福安宮」と改名された。
建物は北方宮殿様式で構築され、金碧輝煌な装飾が目を引く。特に注目すべきは「金炉(ジンルー)」と呼ばれる装置で、金紙を炉口に近づけると自動的に吸い込まれるように炉に入っていく仕掛けが興味深い。
また、正面に立つ2体の石獅子は台湾でも珍しい純石彫りであり、訪れた際にはぜひ間近で観賞してほしい。境内にはトイレや駐車場のほか、緑豆蒜やピータン、塩鴨卵などを販売する屋台もあり、隣には子どもが遊べる共融型の遊び場も整備されている。
屏東おすすめ観光地》車城福安宮。(写真/引用元:IG@xiong_zai_00) 住所: 屏東県車城郷福安路51号
開放時間: 月曜-日曜05:00–22:00
屏東おすすめ観光スポット4》東港・小琉球遊憩区 小琉球は、屏東県の南東、東港からフェリーで約20分の場所に浮かぶ小島。太陽の光が反射する美しい海と豊かな海洋生態が特徴で、スキューバダイビング、SUP、ボートなどのアクティビティが楽しめる。 この島はウミガメとの遭遇率が高いことから「海龜の故郷」とも呼ばれ、気軽に離島の風情を味わいたい観光客にとって理想的なスポットとなっている。
観光名所としては、自然が生み出した岩の彫刻群や、絶景ポイントとして知られる東南尖山の頂上に建つ琉球嶼灯台がある。灯台は日本統治時代に漁会の支援で建設されたもので、現在もその灯りは航海の目印として使われ続けている。
短期間でリフレッシュしたい人には、週末2日間で気軽に訪れられる小旅行先としてもおすすめだ。
屏東おすすめ観光地》小琉球遊憩区。(写真/引用元:IG@choya_liu) 屏東おすすめ観光地》小琉球遊憩区。(写真/引用元:IG@choya_liu) 住所: 屏東県東港鎮西南方
開放時間: 各区域の公告による
屏東おすすめ観光スポット5》車城・国立海洋生物博物館 海の生き物が好きなら、車城にある国立海洋生物博物館は見逃せない。白鯨の展示で知られるこの博物館には、台湾で唯一の青い鯨の骨格標本もあり、海の神秘を学ぶにはぴったりのスポットだ。
館内には「台湾水域館」「珊瑚王国館」「世界水域館」の3大エリアがあり、それぞれ異なる海洋生態系を紹介している。白鯨、ペンギン、アザラシといった人気の動物たちは、見ているだけで癒やされる。
さらに、毎日開催される餌やりの解説やパフォーマンスショーは見応えがあり、訪れる前にスケジュールをチェックしておくのがおすすめ。夜の宿泊プランも人気で、飼育場の見学や朝の餌やり体験などがセットになった充実のプログラムを提供している。海の世界で癒やされたい人や、子どもと一緒に学びながら楽しみたい人には特におすすめだ。
屏東おすすめ観光地》国立海洋生物博物館。(写真/引用元:屏東国立海洋生物博物館FBファンページ) 住所: 屏東県車城郷後湾村後湾路2号
開放時間: 1月~6月:9:00~17:30 7月~8月(平日):9:00~18:00 7月~8月(休日):8:00~18:00 9月~12月:9:00~17:30 入場料:大人450/割引券250/借款券225/団体券350/6歳以下の子供(成人の同伴が必要)と障がい者手帳を持参する方及び必要な同伴者は無料
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