「台湾の龍珠」と呼ばれる神秘の島、年間たった7ヶ月 期間限定公開!
基隆というと、多くの人が霧雨が降り続ける「雨の都」のイメージや、熱々の屋台の香りが漂う廟口夜市を思い浮かべるでしょう。しかし近年、この海辺の街は美食だけでなく、豊かな自然景観と海洋文化によって国内旅行の新たな人気スポットになっています。2024年の統計によれば、基隆の観光スポットランキングの中で、ある絶景の秘境が期間限定で開放され、しかも1日にわずか1200人しか訪問できないという制限付きなのです。
2024年基隆観光客数ランキング:海洋科学博物館が断トツの人気
交通部観光署の統計によると、累計観光客数は以下の通り:
第1位: 国立海洋科学技術博物館 325万人
第2位: 情人湖および湖海湾 50.8万人
第3位: 和平島地質公園 41.1万人
第4位:基隆嶼 7.8万人
第5位:陽明海洋文化芸術館 2.5万人
基隆おすすめスポット:「基隆嶼」は予約必須の期間限定スポット!
期間限定で開放される基隆嶼も7万人が島を訪れています。基隆嶼への上陸は年間の特定期間のみ許可されています。生態環境と観光品質を維持するため、1日の上陸者数には上限があり、最大でも1200人しか船で上陸できず、定員に達すると予約は締め切られます。この「台湾の龍珠」と呼ばれる神秘的な島の魅力を一目見たいなら、開放期間中に早めの予約が必須!
2025年基隆嶼開放情報:4月から10月末まで7ヶ月間の限定公開
毎日の上陸可能時間:午前8時から午後5時まで
「台湾の龍珠」は火山島!春夏には百合や彼岸花が咲き乱れる北台湾屈指の絶景
「台湾の龍珠」として知られるこの神秘的な小島は、近年観光客に上陸が許可されるようになり、人気が急上昇し、北台湾の人気海洋スポットの一つに。基隆の北東沖に位置する基隆嶼は、航行する船の重要な目印であるだけでなく、放物線を描くような美しい島の形から「基隆八景」の一つに数えられています。
基隆嶼連合船務センターによれば、基隆嶼は火山島で、壮大な火成岩の地形と豊かな在来植物の生態系が旅行者を魅了し、春夏には野生の百合や彼岸花(キンカイセキ)が咲き誇り、北台湾の絶景花観賞スポットとなっています。
基隆嶼には100種以上の海島植物と、カツオドリやシロガシラなどの多様な鳥類が生息します。さらに、島の安山岩捕獲岩、板状節理、北東の海食洞などの地形は、火山活動によって残された壮観な痕跡です。周辺の海域は有名な磯釣りスポットで、運が良ければ火山ガニに出会えるかもしれません。基隆嶼は面積は小さいものの、地質・生態系・海洋の美しさを凝縮し、基隆探訪では見逃せない景観の一つです。
訪問者の声:「一生に一度は訪れるべき島」
基隆嶼を訪れた観光客からは、「絶景の海、海の色が素晴らしい」「島で一番涼しいのはトンネルと土地公廟だけで、それ以外は日陰がなく超暑いので日よけ対策はしっかりと」「一生に一度は行くべき島」」「途中には専門のガイドが景観について説明してくれるので、基隆嶼で退屈することはない」「基隆嶼は4〜6月が百合の花の季節で、9〜10月は彼岸花の季節」といった声が寄せられています。
運行ダイヤ:【基隆嶼上陸予約プラットフォーム】
参考ページ:《基隆嶼聯合船務中心》 《交通部觀光署統計資料庫》
責任編集:陳得馥
編集:佐野華美 (関連記事: 台湾観光署、日本人旅行者向けNT$5000抽選キャンペーンを拡大 新たに6万人分追加 | 関連記事をもっと読む )
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