台湾女性旅行者、大阪カフェのトイレで盗撮被害! 店側の6時間放置に怒りの声

台湾女性が大阪のインスタ映え喫茶店のトイレ使用中に、ゴミ箱の横に隠されたカメラレンズを発見。盗撮被害に遭った疑いがある。(画像/記者通報サイトより転載)
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先日、4名の台湾女性が万博会場見学のため大阪へ旅行。オフィスビル内にあるインスタ映え喫茶店のトイレを使用した際に、ゴミ箱の横に隠されたカメラレンズを発見、盗撮被害に遭った疑いがある。彼女らはすぐに店員に報告し警察への通報を要求したが、6時間以上待たされても対応されず旅行者の強い不満を引き起こした。

明るい喫茶店に潜む盗撮の罠 女性旅行者が角の隅にレンズを発見し驚愕

この事件は4月13日、大阪堺筋本町駅近くの高評価インスタ映え喫茶店で発生。台湾から来た許さんによると、ビル1階の共用トイレを使用した際、ゴミ箱の横に約5センチ大の隠しカメラと思われるレンズの外観を持つ黒い物体を発見。彼女は「その時、トイレットペーパーを取ろうと振り向いた時、視界の隅に黒いレンズが見え、本当に言葉が出ないほど衝撃を受けた」と述べている。

店側の消極的な対応 警察通報を待つこと驚きの6時間

異常を発見した後、女性たちはすぐに店員に知らせ、即時に警察に通報するよう要求した。しかし男性店員はビルの管理人と店長の到着を待つ必要があると述べた。その後6時間の間、女性たちが何度も問い合わせ、在日台湾事務所と緊急連絡窓口への連絡を試みたにもかかわらず、助けを得ることができなかった。店側は延々と先延ばしにし、さらに「店長が急いで来ている」「警察は5時前に来る」などと回答し、当事者を怒りと無力感で満たした。

容疑者の身元確認できず 依然として調査の進展を期待

その喫茶店はオフィスビル全体と共用トイレを使用しているため、盗撮カメラが誰によって設置されたのかを特定することは困難である。許さんは率直に、当時の容疑者には店員も含まれていたが、明確な証拠を掴めない状況では軽々しく判断できず、警察の調査進展に期待するしかないと述べている。

彼女たちは、警察への通報に成功した後、日本の警察は現場に来て疑わしい機器を押収したものの、現時点でまだ調査の進捗状況は報告されていないと述べている。

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海外旅行中の旅行者に対し、常に警戒心を持ち、特に公共施設使用時には注意が必要であると警告している。(イメージ図/資料写真/陳乃慈撮影)

海外でも盗撮リスクを避けられず 当事者が警戒を呼びかけ

この盗撮事件は台湾からの旅行者たちに大きな衝撃と精神的苦痛をもたらし、予定されていた万博活動の日程にも影響を及ぼした。事後、彼女たちは経緯を公開し、より多くの旅行者に対して、治安の良い国にいても常に警戒心を持ち、特に公共施設使用時には一層の注意を払うよう呼びかけた。

編集:佐野華美