花蓮を訪れる観光客が戻りつつある中、遠雄海洋公園で行われている「人魚ショー」がSNSなどを中心に注目を集めている。あるユーザーが「ずっと気になっていたが距離がネックで行けていない」と投稿したところ、大きな反響を呼び、多くの人が「本当に行く価値がある」「感動して涙が出た」「子供が家に帰った後も忘れられない」とコメントしている。
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あるネットユーザーが最近「Threads」に投稿し、人魚ショーの見応えについて他のユーザーの意見を募った。これに対し、「泊まりがけで訪れる価値がある」「水中でもメイクが崩れず、目を開けている人魚は見もの」といった声が相次いだ。また、「混雑が少なくて思いきり楽しめた」「乗り物も自分のペースで遊べる」といったコメントも見られ、遠雄海洋公園の「穴場感」を推す声が広がっている。
投稿者の中には「人魚がマナティと一緒に泳ぐ姿は感動的」「イルカもいて、忘れられない体験だった」と話す人もいた。あるユーザーは「前回は子ども2人を連れて、準備もせずに花蓮まで行った。人魚ショーのためだけに、朝6時半に台中を出て、夜6時半に花蓮から戻ってきた。それでも開園から閉園までたっぷり遊べた」と振り返る。
遠雄海洋公園では現在、新演目「人魚リアリティショー-インド洋の心の旅」が注目を集めている。台湾で唯一、ライト演出を取り入れた水中ショーで、園側は大規模な予算を投じて人魚の新衣装を制作し、歌姫サラ・ブライトマンの楽曲も取り入れたという。視覚と聴覚を通じた没入型体験が高く評価されており、6月分のチケットはすでに満席。7月の夏休みシーズンの公演も、早期に埋まる可能性が高いとして、園は公式サイトでの事前予約を呼びかけている。
編集:田中佳奈 (関連記事: 台湾で最も魅力的な離島は澎湖ではない?観光客推薦の絶景スポットが注目集める | 関連記事をもっと読む )
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