日本最大級の野外音楽イベント「FUJI ROCK FESTIVAL’25」が7月下旬の開催を前に、主催者は13日、環境への取り組みやチケット情報、オフィシャルグッズ、記念ポップアップストアの詳細などを発表した。

開催地は例年通り、新潟県湯沢町の苗場スキー場。2025年も「森とともに生きるフェスティバル」をテーマに掲げ、持続可能な社会を目指すさまざまな施策が展開される。
環境対策を強化 ごみゼロ・再エネ・NGO支援も
継続実施される主な取り組みには、来場者と共に森林保全に取り組む「フジロックの森プロジェクト」、再生可能エネルギーの導入を進める「NEW POWER GEAR」、会場で発生するごみの完全リサイクルを目指す「ゼロ・ウェイスト・ナビゲーション」などがある。また、社会的課題に取り組む団体が出展する「NGOヴィレッジ」も開設される。

多様なチケット形態 若者向け割引も
現在、一般入場券をはじめ、駐車券、キャンプサイト券などの各種チケットが販売中。特定条件で利用可能な「フライデーナイトチケット」(金曜18時〜翌朝5時)や、22歳以下を対象にした「アンダー22ワンデイチケット」など、参加者の年齢や滞在スタイルに応じた多様なオプションも用意されている。
また、場外から会場最奥までを快適に移動できるバス利用権や専用ラウンジがセットになった「FUJI ROCK go round」パスも注目されている。

新作グッズに注目 KEENとのコラボや蓄光アイテムも
オフィシャルグッズには、アウトドアブランド「KEEN」との2025年モデルが登場。加えて、太陽光で蓄光し夜間に光るリフレクター素材の帽子やポーチ、Tシャツなど、機能性とデザイン性を兼ね備えた新商品が展開される。
伝説の2バンドが再び 合同ポップアップストア開催
また、2000年にフジロックのグリーンステージで日本人として初のヘッドライナーを務めたBLANKEY JET CITYとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTが、25年ぶりに全国4都市で合同ポップアップストアを開催する。
会場では、当時のライブ写真や未公開映像が公開されるほか、両バンドとフジロックのコラボTシャツなど、イベント限定の記念グッズが販売される。
編集:梅木奈実 (関連記事: 「フジロック2025」メインステージ出演者決定 多彩なプログラム&新企画で過去最大規模に! | 関連記事をもっと読む )
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