9年ぶりの横浜凱旋、「THE FESTIVAL」も同時開催へ
日本野球機構(NPB)は、プロ野球の球宴「マイナビオールスターゲーム2025」の開催概要を発表した。今年のオールスターは、7月23日(水)に京セラドーム大阪で第1戦、翌24日(木)に9年ぶりの開催となる横浜スタジアムで第2戦が行われる。両日とも18時30分試合開始予定で、テレビ朝日系列などで全国中継される。
オールスターゲームはプロ野球12球団が主催し、NPBが開催運営を担当。特別協賛は株式会社マイナビが務める。全試合に指名打者(DH)制を導入し、延長戦は行わず、9回終了で引き分けとなる。なお、第2戦が雨天中止の場合は7月25日(金)に順延される。

チーム構成と監督陣も発表
第1戦はパシフィック・リーグが1塁側のホームチーム、第2戦ではセントラル・リーグがホームとなる。各チームの監督は、前年のリーグ優勝監督が担当し、セ・リーグは読売ジャイアンツの阿部慎之助監督、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督が指揮を執る。また、阪神タイガースの藤川球児氏や横浜DeNAベイスターズの三浦大輔氏らがコーチとして名を連ねた。
京セラドーム大阪と横浜スタジアムでの試合前スケジュール
試合当日は、両会場とも15時30分に開門予定。打撃・守備練習のほか、京セラドームでは野球殿堂入り表彰が実施される。17時30分からは恒例のホームランダービー、18時からは開会式および選手入場が行われる予定。
横浜で「THE FESTIVAL 2025」開催
第2戦の開催に先立ち、7月23日(水)には「マイナビオールスターゲーム THE FESTIVAL 2025 in YOKOHAMA」が開催される。会場は横浜スタジアムとその周辺(横浜公園、日本大通り)で、14時開場、15時30分よりイベントが開始される。
イベントでは、京セラドームで行われる第1戦のパブリックビューイングをはじめ、野球の魅力を体感できるコンテンツが多数展開される予定。テーマは「90年の歴史を越えて、プロ野球の未来を100年先へ」。主催は横浜DeNAベイスターズ、共催に日本野球機構、協力には12球団が名を連ねる。
チケット情報
オールスターゲームおよび「THE FESTIVAL」のチケット販売については後日発表される予定だが、6月27日(金)10時から6月30日(月)23時59分まで、12球団のファンクラブ会員向けの先行販売が予定されている。
プロ野球ファンにとって年に一度の特別な祭典が、今年は大阪と横浜の2都市を舞台に、さらに大きな盛り上がりを見せそうだ。
編集:梅木奈実 (関連記事: 【プロ野球】「マイナビオールスターゲーム2025」のプラクティスユニフォームデザインが決定 | 関連記事をもっと読む )
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