国内最大規模の野外音楽イベント「FUJI ROCK FESTIVAL ’25」(主催:SMASH)は16日、今年のフェスティバルに関する最新情報を発表した。開催は7月25日(木)から28日(日)まで、新潟県湯沢町の苗場スキー場で行われる。
発表によると、一般入場チケットの販売が開始されたほか、22歳以下向けの「Under 22 One-Day Ticket」や、金曜夜18時から深夜5時まで参加できる「Friday Night Ticket」など、来場者の多様なニーズに応じたチケット形態が用意されている。加えて、場内を循環するバスや専用ラウンジを利用できる「FUJI ROCK go round」パスも新たに提供される。
7月25日(木)は、会場内のYELLOW CLIFFやOASIS、RED MARQUEEエリアが一般開放され、盆踊り大会や花火、音楽ライブ、恒例の大食い大会などが無料で楽しめる特別プログラムが実施される予定だ。
原子力への問題提起続ける「アトミック・カフェ」も開催
会場内の「Gypsy Avalon」ステージでは、社会問題を考える企画「アトミック・カフェ」が今年も3日間にわたり開催される。1997年から自然との共生や環境・人権問題を掲げてきたフジロックは、福島第一原発事故を受け、2011年からこの反原発企画を継続して支援している。NGOの登壇やトーク、音楽ライブなどを通じて、社会への問題提起を行う。
プレイベント、アプリ、グッズ情報も続々
東京・大阪では、5月24日から6月1日にかけてプレイベント「FUJI ROCK DAYS」が開催され、無料ライブや抽選会が行われる。さらに、公式アプリの2025年版もリリースされ、「MY TIME TABLE」やエリアマップ、混雑状況のプッシュ通知などの機能が利用可能となっている。
また、フェスの公式グッズ第5弾も発表され、今年のキービジュアルを用いたTシャツやタオル、THERMOSとのコラボ商品などがラインアップ。Amazon.co.jpでは公式グッズ販売ページも開設され、子ども用サイズを含む限定Tシャツやスマホケース、フーディーなどが購入できる。
編集:梅木奈実 (関連記事: 台湾・花蓮で石積みアートの国際フェス、国内外アーティストが集結 自然と調和する作品が話題に | 関連記事をもっと読む )
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