JR東日本主催「TAKANAWA WORLD FESTIVAL」 高輪ゲートウェイで世界を旅する1日を体験

2025-05-23 14:09
TAKANAWA WORLD FESTIVAL(タカナワ・ワールド・フェスティバル)。(画像/TAKANAWA WORLD FESTIVAL提供)
TAKANAWA WORLD FESTIVAL(タカナワ・ワールド・フェスティバル)。(画像/TAKANAWA WORLD FESTIVAL提供)
目次

JR東日本は、2025年5月24日(土)にTAKANAWA GATEWAY CITYにて国際文化交流イベント「TAKANAWA WORLD FESTIVAL(タカナワ・ワールド・フェスティバル)」を開催する。

本イベントは、国際色豊かな港区の特性を活かし、フィリピン、ハンガリー、バーレーン、ジャマイカ、エクアドル、モルディブの6カ国の大使館と連携。各国の伝統文化や食、芸能、工芸を来場者に体験してもらうことを目的としている。

会場はTAKANAWA GATEWAY CITY内の「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」地下2階。参加は無料・予約不要で、開催時間は午前11時から午後5時まで。JR東日本は本イベントを「地球共益の理念を体現する国際交流の起点」と位置づけ、未来志向の都市開発「Global Gateway Shinagawa」の一環として開催する。

各国伝統芸能が集うステージイベント。
各国伝統芸能が集うステージイベント。(画像/TAKANAWA WORLD FESTIVAL提供)

各国伝統芸能が集うステージイベント

ステージでは、東京外国語大学フィリピン民族舞踊団による伝統舞踊や、ジャマイカのアーティストによるライブパフォーマンス、ハンガリーのソプラノ歌手・今井文音氏とピアニスト・藤原新冶氏によるオペレッタ、さらにエクアドルやモルディブの音楽・舞踊が披露される。文化の垣根を越えた多彩なステージが展開され、国際交流の雰囲気を盛り上げる。

珍しい各国料理を堪能。ジャマイカのジャークチキン。
珍しい各国料理を堪能。ジャマイカのジャークチキン。(画像/TAKANAWA WORLD FESTIVAL提供)

珍しい各国料理を堪能

飲食ブースでは、六本木や三鷹の人気レストランが提供する多国籍料理が登場。フィリピンのチキンアドボ弁当やバナナ春巻き、ハンガリーのグヤーシュ・スープ、ジャマイカのジャークチキン、バーレーンのシャワルマ・サンド、エクアドルのバナナケーキやチョコレートなど、各国自慢の料理が味わえる。

また、普段は入手困難なバーレーンの伝統菓子「マームールクッキー」の試食も実施される予定。数量限定のため、早めの来場が推奨される。

ジャマイカのカラフルなビーズブレスレット作り。
ジャマイカのカラフルなビーズブレスレット作り。(画像/TAKANAWA WORLD FESTIVAL提供)

子どもも楽しめる文化体験ワークショップも充実

各国大使館によるワークショップも注目を集めている。フィリピンの織物体験や、ハンガリーの伝統刺繍に基づいた塗り絵、バーレーンのヘナアートやアラビア語しおり作り、ジャマイカのカラフルなビーズブレスレット作り、エクアドルによるガラパゴス諸島の紹介、モルディブの民族衣装試着と太鼓体験など、子どもから大人まで楽しめるプログラムが揃う。

「国際都市・高輪」構想の一環として

JR東日本は本イベントを通じて、「誰もが参加できる共創の都市」としてのTAKANAWA GATEWAY CITYのビジョンを体現する考え。都市開発と文化交流を融合させた試みとして、今後の展開にも注目が集まる。

【イベント概要】

イベント名:TAKANAWA WORLD FESTIVAL

日時:2025年5月24日(土)11:00〜17:00(入場無料・事前予約不要)

会場:THE LINKPILLAR 1 SOUTH 地下2階(TAKANAWA GATEWAY CITY内)

参加大使館:フィリピン、ハンガリー、バーレーン、ジャマイカ、エクアドル、モルディブ

公式サイト:https://www.takanawagateway-city.com/news/worldfestival_250524.php


世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版X@stormmedia_jp 

最新ニュース
かつて日本建築の巨匠・隈研吾氏に密着取材 旅日作家Mihoがゼロ距離観察の実録を公開
【鉄道×ミシュラン】「鳴日廚房」、移動する美食体験を再定義 陳偉強シェフ&王輔立シェフ監修、唯一無二の四頭アワビバーガーも登場
《SSFF & ASIA 2025》別所哲也と小池百合子が対談:「東京」を再定義する短編映画の力、優秀賞はイタリア作品『外人』に決定
習近平氏の「テック覇権」構想、中国製造2025は世界を飲み込むか?
台海デコード》北京が民進党との交流を望んでいないと誰が言った? ある「合言葉」はすでに準備され、頼清徳が「判断し舵を切る」次第
大阪・関西万博》台湾が「奇跡の島」として万博に登場 新キャラ「a-We」で未来への希望を届ける
石破首相「中国の現状変更に強く警戒」 DSEI Japanで防衛装備協力の推進を明言
TSMCが米国に抗議文 関税次第でアリゾナ工場「中止の可能性」も
NVIDIAが台湾に本社設立 韓国メディア、AI主導権で焦り「自国企業が下請け転落の恐れ」
日本・パラグアイ・台湾が「3カ国友好レセプション」開催 ペニャ大統領「台湾支持は自国支持と同じ」
「食べ物はどこに?」ガザ封鎖「解除」から3日、支援届かず 200万人が飢餓と空爆の二重苦に直面
AI医療》「透析大国」台湾 AI技術で命を守る最前線へ
【日本ハム】孫易磊を支配下登録 「15勝できる」新庄監督も期待の台湾右腕が即1軍へ
黄仁勲氏と米シンクタンクが警鐘──中国と米国のAI戦争、「極めて僅差」 戦略の違いを徹底分析
台湾・鴻海が仏タレスと半導体工場建設へ 欧州初の先端パッケージ拠点に
台湾は「唯一無二」の生産拠点 TSMCが3カ国の誘致を断った背景とは?
ニューヨーク観察》米国抜きで国際秩序は成り立つか──混乱か、それとも新たな希望か
舞台裏》台湾軍「盲目剣士」作戦は中国軍の攻撃網を破れるか? 印パ戦争の教訓が台湾の空軍・潜水艦・非対称戦略に焦りを与える
インフルエンサー・ゲーム・ショート動画は政府対外宣伝より効果大! 英エコノミスト誌が「ソフトパワー」による「クールチャイナ」実現を分析
論評》台湾・頼清徳総統、就任1周年演説で「中国」への言及避ける 「異例」演説に国内外の注目集まる
「中国大使が行けぬ場所に彼女が立つ」 蔡英文氏、欧州歴訪で台湾の声届ける──国際社会で台湾の存在感を強調
インテルが台湾進出40年》新CEOが宣言「技術重視に回帰」 AI時代へ台湾との連携強化
人気インフルエンサー2人が相次ぎ射殺 ラテンアメリカでフェミサイド深刻化
論評:行政院長・卓栄泰氏、脱原発問題で「的外れ」発言。 電力供給の話ではない!
衛藤征士郎氏「台湾のCPTPP加入を断固支持」 日本政府に国際参加の後押しを呼びかけ
韓国大統領選》残り2週間、李在明が保守派の牙城を突破⁈ “Z世代”1200万票は誰を支持するのか、勝敗の鍵となる恐れ
トランプ氏のTSMC圧力後、「半導体の盾」は台湾を守れるか?独メディア:黄仁勲氏が故郷の安全支持、NVIDIAが台湾の盾新核心に
北朝鮮、駆逐艦の進水式で重大事故 金正恩氏一部始終目撃「犯罪的行為」と激怒
頼清徳総統、就任一周年挨拶!主権ファンド設立を発表 与野党対話で意見の相違解消を期待
小泉進次郎氏が新農水相に就任 「需要あれば備蓄米を無制限に放出」 米価安定へ全力
欧陽娜娜、台湾政府により国籍取消、終身入国禁止? 事実検証センターが語る
独占インタビュー》半導体トップ!フランス官員:台湾フランスがAI技術同盟構築、三軸戦略とエネルギー配置を開始
米版「アイアンドーム」Pro Max登場! トランプが「ゴールデンドーム」ミサイル防衛システム推進、超高額な最新鋭防衛網を構築へ
NVIDIAの新契約スキーム公開 取引額は1000億元近く、このルートが重要
北京観察》NVIDIAが上海にAI研究拠点を設立か 台湾本部への影響懸念も
視点》「個性」が制度を揺るがす──蔡英文から頼清徳へ、変わる台湾政治の統治美学と対立の構図
AIが「心の相談相手」に?広がるチャットボット依存と自殺トラブルの現実
電気代1kWh=49円!?原発ゼロ台湾に忍び寄る「蓄電バブル」
台湾・民進党、中国スパイ関与の党員5人を除名 「台湾を傷つける行為は容認せず」
「日本国債ショック」再び?20年債入札が歴史的低調、長期金利急騰で市場に動揺広がる
新たな農相に小泉進次郎氏を起用へ 米価対策に注目集まる
台湾で3人死亡の車暴走事故に新展開?78歳運転手、事故直前に市街地で謎の迂回
台湾海峡解読》亜亜事件の波紋──日本メディアで議論沸騰、「武統支持の大陸配偶者」から見える台湾言論空間の限界
在韓米軍司令官「韓国は中国の玄関口に浮かぶ空母」 台湾有事で韓国安保に懸念の声広がる
頼清徳総統が就任1周年演説 政府系ファンド創設など7つの政策を発表
非AI半導体の需要回復に遅れ──日本の新設ウエハー工場、半数が量産に至らず 市場シェアは過去40年で最低水準に
頼清徳総統の支持率が急落、背景にある「ある人物」の存在とは 日本の小笠原教授が指摘、民進党の罷免戦略にも影響か
舞台裏》台北市がNVIDIA本社を勝ち取った理由──蔣萬安市長と“極秘チーム”の存在
日米関税交渉が第3ラウンドへ 赤澤亮正氏が再訪米も「日本の存在感に陰り」?
台湾・高一生家族の「音楽と人権」の物語、東京で展覧会 白色テロを越えて響く自由の歌