台湾の航空会社スターラックス航空（STARLUX Airlines）は、2025年夏の観光需要の高まりに対応するため、沖縄路線の増便を発表した。対象となるのは沖縄/那覇～台中線と沖縄/那覇～台北/桃園線で、それぞれ期間限定で週3～4便の追加運航が実施される予定だ。
台北・台中発着で、夏の南国旅行がより便利に
台中発着の便（JX312／JX313）は、8月1日から10月24日までの間、月・水・金・日の週4便で運航される。具体的には、台中を16時35分に出発し、沖縄に19時10分に到着するJX312便と、沖縄を20時10分に出発し、台中に20時50分に戻るJX313便が設定されている。
一方、台北発着の便（JX1870／JX1871）は、8月2日から9月4日まで、火・木・土の週3便体制となる。JX1870便は台北を16時40分に出発し、沖縄には19時20分に到着。復路のJX1871便は20時30分に沖縄を出発し、21時05分に台北に到着する予定となっている。いずれのスケジュールも主管機関による最終認可を前提としており、航空会社は予告なく変更の可能性があるとしている。
沖縄は、日本を代表する南国リゾート地として知られ、美しい海、美ら海水族館、ウミガメとのシュノーケリング体験、さらには波上宮からの景色など、多彩な観光資源を有している。スターラックス航空は、「この夏、沖縄の青くきらめく海で特別な思い出を作ってほしい」と呼びかけており、今回の増便によって台湾からのアクセスがさらに便利になると期待されている。
また、台北・台中出発の沖縄旅行商品も各大手旅行会社から販売されており、子ども連れファミリー向けの割引や同行者割引など、多様なプロモーションが展開されている。星野リゾートへの宿泊、美ら海水族館の見学、海ぶどう体験などを含んだパッケージツアーも好評で、家族やカップルを中心に人気が高まっている。
夏休みシーズンの訪日旅行先として注目度が高まる沖縄。スターラックス航空による増便は、台湾からの観光促進にもつながるとみられている。
編集：梅木奈実
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