台湾人の日本旅行熱が止まらない!星宇航空と星野リゾートがタッグを組んで特別企画を発表

北海道に位置する星野トマムリゾートは北海道最大のスキー場で、面積は約40個分の大安森林公園に相当する。(写真 星野リゾート提供)
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台湾人の日本旅行人気がついにここまで!2024年11月までの統計によると、台湾からの訪日観光客は555万人で世界第3位。なんと訪日観光客の6人に1人が台湾人という驚きの数字です。

この日本旅行ブームを受けて、台湾のスターラックス航空と星野リゾートが1月17日、特別企画を発表!4月30日から北海道と仙台の「スキー専用チャーター便」、5月からは「春の花見・雲海専用チャーター便」が運航開始されます。

台湾から北海道への急増する旅行需要

スターラックス航空によると、2023年に星野リゾートと提携して始めた「星々の出会い」自由旅行プランが大ヒット!特に北海道便は平均搭乗率85%という高い人気を誇っています。

ある旅行会社の董事長は「昨年は約1,000人だった取扱客数が、今年は20万人に急増」と驚異的な成長を語り、特に「日本スキーツアー」が最も成長が早いと指摘しています。

北海道の星野トマムリゾートは北海道最大のスキー場で、大安森林公園の40倍もの広さ。20周年を迎える「雲海テラス」は5月8日オープン、4月25日から5月31日は「花開くTOMAMU」が開催されます。

旅行業界の新しい課題

現在、日本旅行の最大のコストは「航空券」となっています。ホテル料金は為替の影響で疫情前より魅力的な価格帯にあり、年間の価格変動は3-5%程度。

米国の高関税政策の影響は、団体旅行には多少見られるものの、自由旅行やテーマ旅行への影響は限定的とのこと。

北海道旅行の驚きの実態

星野グループによると、北海道はまだ疫病前の水準には戻っていないものの、台湾人観光客は疫病前と比べて2倍以上に増加。中国人観光客の減少分の3分の1を台湾人が補っている状況です。

星宇航空は日本への就航地数が台湾最多で、函館や徳島など大手航空会社が就航していない路線も開拓。1月18日には最新の神戸線が就航し、現地でスイーツマラソンなどのイベントも開催予定です。

台湾人の日本旅行熱は今後もますます高まりそうですね!

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