「ウクライナは売り渡されようとしているのか?(Is Ukraine Being Sold Out?)」――この衝撃的でありながら、同時に国際政治の現実となりつつある痛烈な問いかけが、『エコノミスト』の対談番組「インサイダー」最新回のテーマだ。質問を担当したザニー・ミントン・ベドーズ編集長は、「今日のテーマは、祝えるような話ではない」と率直に認める。なぜなら、......
いくつかの台風が過ぎ去り、気温が下がり始めたことで、2025年の終わりが近づいていることを実感する。最近「台湾病(Formosa flu)」との表現で台湾社会の構造問題を批判し、大きな反発を招いた英誌『エコノミスト』は、恒例の新年展望「The World Ahead 2026」を発表し、来年の世界をどう捉えるべきかを示した。特集編集長トム・スタンディッチ氏は......
ハーバード大学の公開講座「Justice(正義)」や『お金で買えないもの』で知られる政治哲学者マイケル・サンデル氏(Michael J. Sandel)は、近年も公共の課題に哲学の光を当て続けている。昨年は『21世紀の資本』の著者トマ・ピケティ氏(Thomas Piketty)と平等をめぐって対談し、『Equality: What It Means and ......
若い頃に観た人も多いだろう。ハリウッド映画『幸せのちから(The Pursuit of Happyness)』は、俳優ウィル・スミスが、実在の黒人起業家クリス・ガードナーの半生を演じた作品だ。落ち目のセールスマンから、努力と執念で株式仲介人の道を切り開くまでを描く。ガードナーは十分な教育を受けられず、幼少期に両親は離婚。収入は不安定で結婚生活もうまくいかず、......