台湾で最も長い海岸線を誇り、豊かな文化資源を持つ台東は、自然景観や原住民文化、特色ある市集やスローライフの雰囲気で観光客を魅了する地域だ。2025年1月から4月までの台東観光統計によると、最も訪問者数が多かったのは「東部海岸富岡地質公園と加路蘭休憩区」で、累計816.1万人に達した。2位は「都蘭遊憩区と周辺地域」の615.2万人、3位は「台東森林公園」の487.4万人となった。
2025年1〜4月台東市観光客数ランキング
1位 東部海岸富岡地質公園と加路蘭休憩区:816.1万人
2位 都蘭遊憩区と周辺地域:615.2万人
3位 台東森林公園:487.4万人
4位 三仙台遊憩区と周辺地域:429.9万人
5位 台東波浪屋:405.5万人
6位 鹿野高台と周辺地域:342.7万人
7位 卑南初鹿地区:184.9万人
8位 金針山レクリエーション農業区:92.1万人
9位 国立台湾史前文化博物館:4.3万人
台東観光推薦スポット1:台東森林公園
台東森林公園はGoogleで4.4の高評価を獲得し、1.5万件を超えるレビューが寄せられている。園内は湿地生態が豊かで、琵琶湖の景観や整備された自転車道が特徴だ。散策やサイクリング、写真撮影に最適で、訪問者からは「天気の良い日は絶景が広がり、自転車でのんびり楽しめる」「レンタル自転車で緑水橋を渡り海浜公園まで行ける」といった声が上がっている。
台東観光推薦スポット2:都蘭遊憩区と周辺地域
台東東河郷にある都蘭遊憩区は、太平洋と都蘭山に面した阿美族・卑南族の文化が交わる地域だ。代表的なスポット「水往上流遊憩区」はGoogle評価3.9で、1.3万件以上のレビューがある。「駐車場やトイレが整備され、入場料は不要」「小市集や造景があり散策に適している」と評される一方で、「景観は普通だが訪れる価値はある」との声もある。
台東観光推薦スポット3:東部海岸富岡地質公園と加路蘭休憩区
台東市の卑南渓河口左岸に位置するこのエリアは、2020年11月に地質公園に昇格した。台湾南部を代表する海蝕景観の一つで、Google評価4.4、レビューは1.4万件以上。快適な環境と開放的な眺望に加え、木彫りなどのアート作品が映えることで人気を集めている。「長距離ドライブの休憩にも最適で、海を眺めながらアートを楽しめる」と訪問者に好評だ。
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