台北の人気観光地ランキングTOP10発表 1位は「西門町」、日本人にも人気の台北101は2位に

2025-07-05 07:30
2025年1-4月台北市の人気観光スポットトップ3は「西門町商圏」、「台北101」、そして「松山文創園区」であった。(写真/陽明山花季フェイスブックより)
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台北市は、国内外からの旅行者にとって常に台湾観光の第一の玄関口として選ばれてきた。現代的な都市景観と奥深い歴史が織りなす独自の魅力に加え、豊かな自然景観と多様な食文化が相まって、世界各地から多くの観光客を惹きつけている。ランドマークである「台北101」、数々の国宝を収蔵する「国立故宮博物院」、歴史的意義を有する「中正紀念堂」などは、いずれも旅行者にとって外すことのできない定番スポットである。

交通部観光署が発表した最新統計によると、2025年1月から4月までの期間において、台北市で最も人気を集めた三大観光地は「西門町商圏」、「台北101」、および「松山文創園区」であった。

2025年1〜4月台北市観光者数ランキング

10位 国立故宮博物院 646,331人次

9位   台北市立動物園 985,528人次

8位   国立台湾科学教育館 1,029,888人次

7位   士林官邸公園 1,265,383人次

6位   国立中正紀念堂 1,567,005人次

5位   陽明公園 2,215,154人次

4位   華山1914文化創意産業園区 2,223,029人次

3位   松山文創園区 3,843,032人次

2位   台北101 4,093,587人次

1位   西門町商圈 9,018,201人次

台北最強スポット:西門町商圈

西門町商圏は台北を代表する流行の発信地であり、個性豊かなエリアが数多く集まっている。映画館が立ち並ぶ「電影街」、アメリカ西海岸風の「美國街」、個性的なバーやカフェが並ぶ「酒吧咖啡街」、タトゥーアートが盛んな「紋身藝術街」、さらには模型や玩具を扱う専門店街もある。​

「一日かけても見て回るのがやっとという広さで、小道には屋台も多く、まさに“食べて歩いて、また食べる”という楽しみ方ができる」、「台北に友人が来るたびに必ず案内する場所。まさに台北のランドマークであり、美食、ショッピング、映画、そして人情味を体感できるスポットだ」、「台北を象徴するポップカルチャーと若者文化の中心地であり、“台湾の原宿”とも称される。ショッピングやグルメ、ストリートパフォーマンス、映画、サブカルチャーが融合する活気あるエリアである」、「とてもにぎやかで、ユニークで面白い店が多く、朝から晩まで歩き回っても飽きない。美味しいレストランや屋台も豊富で、じっくりと味わいながら楽しむ価値がある」との声が寄せられている。

台北最強スポット:国立台湾科学教育館

国立台湾科学教育館は、多層階にわたる大型の科学博物館であり、豊富なインタラクティブ展示によって多くの家族連れに親しまれている。館内にはレストランや劇場も併設されており、一日を通して楽しめる施設となっている。 (関連記事: 台湾初の合法原住民市場「峰市集」誕生 原住民族の暮らしと食が集う文化と観光の新拠点に 関連記事をもっと読む

「Klookで科教館と児童楽園のセットチケットを購入するとお得。利用期限はあるが、展示はしっかり整備されており、体験型ゲームも豊富で半日は十分に過ごせる」、「子ども連れには5階の『科学ゲームの世界』が特におすすめ。滑り台やボールプール、さまざまな科学体験施設があり、子どもが夢中になってなかなか出てこない」、「館内は広々としており、MRTの最寄駅からはバスに乗り換える必要がある。展示やイベントが充実していて一日では回りきれず、歩き疲れるほどだ」、「親子で楽しめる場所として非常に優れており、体験型の展示やおもしろいイベントが多数。遊びながら多くの知識を学べ、設備もよく管理されている」、「常設展だけでも見応えがあり、体験型展示も多く、大人も子どもも思い切り楽しめる。一日中過ごせるスポットだ」といった来館者の声が寄せられている。