国内旅行は海外旅行と比べて移動時間が短く、言語や文化にも馴染みがあるため、コミュニケーションに支障がなく、短期のレジャー計画に適している。その中でも台湾中部に位置する台中市には、訪れる価値のある観光スポットが多く存在する。交通部観光署が発表した最新統計によると、2025年第一四半期(1月~3月)における台中の人気観光地トップ3は「公益路商圏」、「一中商圏」、そして「草悟道」であった。
2025年1月から3月における台中市の人気観光地来訪者数統計:
1位:公益路商圏 406万9,000人
2位:一中商圏 248万4,000人
3位:草悟道 166万8,000人
4位:東豊自行車緑廊および后豊サイクリングロード(后里馬場を含む) 161万7,000人
5位:逢甲夜市 150万6,000人
6位:台中駅鉄道文化園区および緑空廊道 135万9,000人
7位:台中中央公園 129万3,000人
8位:麗寶楽園リゾート 111万9,000人
9位:帝国製糖場およびLaLaport観光回廊 109万1,000人
10位:大坑登山歩道 84万2,000人
台中市で最も訪問者数が多かった「公益路商圏」は、2025年4月の全台湾における人気観光地ランキングでも上位に入った。台湾大道、忠明南路、大墩路、黎明路といった主要幹線道路に囲まれたこのエリアは、バラエティ豊かで高品質な飲食店が集まり、「台湾のグルメ・ウォール街」とも称される。火鍋、焼肉、多国籍料理に加え、地元の台所として知られる「向上市場」もあり、台中の代表的な美食スポットとなっている。
SNS上では多くのユーザーが訪問体験を共有しており、「公益路、崇徳路、徳芳南路は“グルメ三大通り”」、「向上市場から延びる美村路と公益路商圏は食べ尽くせないほど」、「朝食に周家飯糰は外せない!向上市場で30年暮らしてるけど、あの辛菜脯は絶対に試してほしい」、「あのあたり、本当に美味しいものだらけ。時々向上にわざわざ夕食を買いに行くこともある」といった声が寄せられている。 (関連記事: 全台湾唯一の「海洋路」オープン 台中海洋館の開業近づく | 関連記事をもっと読む )
編集:柄澤南
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