アジアの名作映画が大阪に集結 中央公会堂でインド・モンゴル・ベトナム作品を無料上映

2025-07-05 11:12
第21回大阪アジアン映画祭が、2025年8月29日(金)から9月7日(日)までの10日間にわたり開催される。大阪アジアン映画祭運営事務局
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2025年大阪・関西万博の開催を記念し、大阪市中央公会堂にて「特別上映・アジア映画傑作選~映画で巡るインド・モンゴル・ベトナム~」が9月6日(土)に開催される。会場は国の重要文化財に指定されている大阪市中央公会堂・大集会室。入場は無料。大阪市が主催し、インド、モンゴル、ベトナムの各総領事館および国際交流団体の協力を得て行われる。

——芳泉文化財団協賛の新鋭映像企画や、映画祭サポーター募集も開始

当日は、モンゴルの現代女性像を描いた『セールス・ガールの考現学』(11:00〜)、シャー・ルク・カーン主演のインド大ヒット作『パターン/PATHAAN』(14:30〜)、そしてベトナム伝統音楽と青年の交流を描いた『ソン・ランの響き』(18:20〜)の3作品が上映される。アジア各地の文化や社会の息吹を、映画を通じて身近に感じられる一日となる。

また、芳泉文化財団が協賛する〈映像研究助成〉および〈映像研究表彰〉の上映企画も開催される。若手クリエイターを支援する同企画では、世界初上映を含む7作品がラインナップ。会場は大阪中之島美術館1階ホール、入場無料。

9月1日(月)には〈映像研究表彰〉作品『ラブポーション』『ここに海をつくる』『PEAK END』がトークイベント付きで上映され、9月2日(火)には〈映像研究助成〉作品『よみ芝居』『シラサギの旅』『祝日』『心の願い』が続く。上映時間の詳細は7月末以降、映画祭公式サイトにて発表予定。

さらに、大阪アジアン映画祭では、本日より「映画祭サポーター」の募集を開始。A会員・B会員の2種類が用意され、それぞれに特典が設けられている。映画祭の理念に賛同し、活動を応援する支援者を広く募っている。

第21回大阪アジアン映画祭のオープニング作品、クロージング作品、コンペティション部門のラインナップは、7月中旬から順次発表される予定。映画祭の公式サイトでは、これまでの入選作品に関する情報も随時更新されており、注目が集まっている。

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