トップ ニュース トイ・ストーリー×花火×歴史街区!台北「大稻埕サマーフェス」8月開催へ 台北の夜空に「埕彩千輪」咲く
トイ・ストーリー×花火×歴史街区!台北「大稻埕サマーフェス」8月開催へ 台北の夜空に「埕彩千輪」咲く 2025年大稻埕サマーフェスティバルには限定のテーマフォトブースがあり、愛する人と一緒に最もロマンチックな瞬間を記録できる。(写真/台北市政府観伝局提供)
台湾・台北市政府は7月3日、台湾を代表する夏の祭典「2025大稻埕サマーフェスティバル」の詳細を発表した。今年は8月6日から30日まで、大稻埕埠頭を中心に開催される。注目は恒例の花火と音楽に加え、ディズニー・ピクサーの名作『トイ・ストーリー』とのコラボレーション。歴史ある街並みに童話の世界が融合し、世代を超えた夏の祭りが展開される。
2025年大稲埕サマーフェスは、8月6日、8月13日、8月20日、そして8月30日の午後8時にテーマ花火が打ち上げられる予定だ。(写真/台北市政府観光伝播局提供)
花火ショーは毎週水曜20時から実施され、1回300秒のテーマ型演出で夜空を彩る。8月30日のフィナーレでは、800メートルの幅にわたる480秒の大規模な花火が「愛が訪れるその時」をテーマに打ち上げられる。中でも、国際的にも注目される「埕彩千輪」は必見だ。
『トイ・ストーリー』30周年を記念し、迪化街の老舗店舗や赤レンガ建築が「大稻埕レトロトイショップ」に変貌。ロッツォやリトルグリーンメンといった人気キャラクターが街中を彩る。さらに、ウッディやバズ・ライトイヤーなどの大型インスタレーションが延平河濱公園に登場し、大人には懐かしさ、子どもには新鮮な物語の体験を届ける。
また、音楽プログラムも充実している。8月6日のオープニングにはロックバンド「動力火車」などが出演。最終日の8月30日には、午後3時から「埕・唱」音楽会がスタートし、公館青少年や陳華、パパンバンド、宇宙人らがステージを飾る。夕暮れから花火までの時間を音楽で盛り上げる構成だ。
フェスティバル期間中は、地域連携イベントも豊富に用意されている。大稻埕の指定店舗で500元以上購入すると「防蚊キット」がもらえるほか、木曜には「月老加持日」として200元以上のレシート提示で、霞海城隍廟の『月老平安符(縁結びの神様「月下老人」のお守り)』が受け取れる。
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