女優・モデルとして活動してきた小倉ゆうかさんが、7月7日発売の講談社『週刊ヤングマガジン』の表紙を飾ることが発表された。活動を控えていた期間を経ての復帰となる今回のグラビア撮影は、小倉さんにとって再出発の第一歩。風傳媒の取材に応じた彼女は、現在の心境や撮影に込めた想い、そして台湾との意外な縁について語ってくれた。

「以前は、仕事ひとつひとつの意味を考えず、ただこなしている感じでした。でも今は、自分の意思で真剣に、そして楽しんで取り組めるようになったんです」と、小倉さんは変化を語る。「その気持ちで撮影したものを、皆さんが好きだと思ってくれるなら、それが一番うれしいですね」と、ファンへの感謝の気持ちも込めた。
撮影のエピソードとして、小倉さんは台湾での印象深い出来事を振り返る。かつて現地で訪れた人気レストランを再び訪れたいとスタッフに伝えたところ、その名を覚えていたスタッフの案内で、偶然にも“富錦樹”の2号店(台北101店)に行くことができたという。

「現地に着いて、あっここだったんだって気づいたんです!」と、驚きながら語る小倉さん。「日本でも知らないうちに通っていたお店だったなんて、本当に偶然でびっくりしました」。このレストランが、彼女の好きな点心店「添好運」と同じ企業によって運営されていることも知り、改めて台湾とのつながりを感じた様子だった。「広告じゃないですよ(笑)」と冗談交じりに笑顔を見せた。
グラビアという「原点」から再スタートを切った理由について、小倉さんは率直な言葉で語る。「活動をしていない間も、応援してくれていたファンの皆さん、本当にありがとう。これからいろんな形で活動していくけど、まずはグラビアという原点に戻ることで、新しい自分を届けたかったんです」。
さらに、「必ず台湾でもファンミーティングなどを開催できるよう頑張ります。楽しみにしていてくださいね」と、台湾のファンへ向けたメッセージも添えた。
今回のグラビアは写真集ではなく、『週刊ヤングマガジン』の表紙として登場するもので、小倉さん自身が「6月30日から情報解禁、発売は7月7日です」と話している。再始動を遂げた彼女がこれからどのような活動を展開するのか、注目が集まっている。
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