JR東日本グループの駅ナカ商業施設「エキュート秋葉原」で、夏限定イベント「エキュート・ザ・カレーフェス」が8月18日から9月15日まで開催されている。期間中は接客・案内ロボット「ugo Pro」がインド風の衣装に身を包み、ダンスやAIによるカレーのおすすめを行うなど、来館者を迎えるユニークな試みが展開されている。

この取り組みは、JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーが推進するDXの一環で、ugo株式会社が開発した「ugo Pro」を商業施設で接客に導入するのは初めて。ロボットは生成AIを活用してフェア参加店舗のカレーメニューをレコメンドしたり、カレーに関する質問に答えたりするほか、インド出身スタッフ監修の衣装と振付によるダンスパフォーマンスも披露し、異国情緒を演出している。
個性豊かな限定カレーメニュー
フェアは「エキュート秋葉原」「エキュートエディション御茶ノ水」「マーチエキュート神田万世橋」の3館合同で実施。秋葉原館では、タイ北部チェンマイ名物「カオソイ」を再現したカレーラーメン(1,400円/タイ料理研究所)や、30種以上のスパイスを使ったタンドリーチキン風カレーを挟んだどら焼き「東京ふっくらどら<タンドリーチキン風味カレー>」(380円/新杵KIKUJIRO)など、個性的な新商品が登場している。
プレゼントキャンペーンも実施
公式Instagram「エキュートのリス」では、フォロー&いいねで応募できるキャンペーンを展開。抽選で20名にレトルトカレー3種とオリジナルステッカーが当たる。
エキュート秋葉原はロボットキャストや先端技術の導入を進め、快適で自由な買い物体験を目指す次世代型商業施設として注目を集めている。今回の「カレーフェス」は、その象徴的な取り組みの一つといえる。
編集:梅木奈実 (関連記事: エキュート上野で「サマークリスマス」初開催!南国風ツリー&オーナメント作り体験も | 関連記事をもっと読む )
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