新潟県妙高市で、廃墟となった商業施設から白骨化した遺体が発見された。現場を訪れていた若者たちが肝試し中に見つけたもので、遺体は腐敗が進み骨が露出しており、死後1年以上が経過しているとみられる。警察の調べで、遺体は観光ビザで入国していた40代の台湾人男性と判明した。
肝試しで白骨遺体を発見
事件が発生したのは5月24日夜。『新潟日報』によると、妙高市内の廃棄された商業施設に深夜11時ごろ、1人の男性が入ろうとした際、肝試しをしていた数人の若者と遭遇した。
若者たちは「中に遺体がある」と告げ、男性はすぐに警察へ通報した。警察が施設内を調査したところ、白骨化した遺体を発見した。
台湾人観光客の不可解な死亡
長期の調査とDNA鑑定の結果、遺体は40代の台湾人男性であり、死亡時期は約1年前と推定されている。観光目的で日本に入国していた男性が、廃墟となった「幽霊屋敷」で白骨化した姿で見つかったことに、地元でも衝撃が広がった。
現場に不審な点はなく、遺体に明らかな外傷も見られなかったため、警察は他殺の可能性は低いと判断している。男性の来日後の足取りや正確な死因については、今後も調査が続けられる見通しだ。
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