7月28日、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」にて/伝統工芸や相撲体験など多彩なプログラムを展開
2025年7月28日、堺市は大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン -reborn stage-」にて、「Re-Discover JAPAN’s Beauty in Sakai, Osaka(堺で再発見する日本の美)」と題した文化体験イベントを開催する。
日本文化の美しさと精神を五感で体感できる機会として、堺市の歴史や伝統文化を国内外の来場者に広く紹介する。

堺市は、茶の湯の祖・千利休を輩出し、ユネスコ世界文化遺産「百舌鳥古墳群」を擁するなど、豊かな歴史と文化を誇る街。今回の企画は、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿って、堺のものづくりや国際交流の魅力を発信することを目的としている。
職人の技に触れる「Craftsmanship Journey」
本イベントでは「Craftsmanship Journey(クラフトマンシップ・ジャーニー)」をコンセプトに、堺の開かれた文化と職人の精神に触れることができる多彩なプログラムを用意。
主な見どころは以下の通り:
- 手描き鯉のぼりの展示:大阪府内唯一の職人による巨大な手描き作品
- 堺刃物の彫金実演:世界の料理人に愛される刃物の精緻な技術を間近に
- 手ぬぐい・浴衣の製作体験:自分だけの一品を手作りできるワークショップ
- 相撲体験:アマチュア相撲の街・堺ならではの体験型プログラム
- 堺×ヨルダンの国際交流ステージ:音楽・舞踊などの文化パフォーマンス
- 日本茶と和菓子の提供:堺の茶匠による本格的な茶会体験
- 三味線・書道・音楽の融合ステージ:伝統芸術と現代の融合を楽しめるライブ
また、来場者を対象とした抽選企画「堺チケット」も実施。当選者には、堺市内の観光施設で利用できる割引券がプレゼントされる予定だ。
「大阪ウィーク」夏フェーズの一環として
本イベントは、府内各市町と大阪府が連携して展開する「大阪ウィーク」の夏フェーズ(7月24日〜8月3日)に合わせて開催される。春・夏・秋の3期に分かれて実施される「大阪ウィーク」は、大阪の魅力を多面的に発信するプロモーションイベントとなっている。
イベントの詳細およびステージプログラムに関する最新情報は、堺市の公式特設サイト(https://sakai-expo.com/)にて順次公開されている。
編集:梅木奈実 (関連記事: 大阪アジアン映画祭2025、オープニング作品に『万博追跡』(2Kレストア版)を世界初上映へ | 関連記事をもっと読む )
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