阿里山より凄い! 台湾で一番の観光列車が話題、地元民も絶賛「必見コース」

2025-05-31 20:27
台湾の美しい風景を楽しみたいが、長旅は避けたい?そんな時には「観光列車」に乗って、ゆっくりとした旅に出ることがここ数年の台湾旅行の最新ブームとなっている。(資料写真/洪煜勛撮影)
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台湾のローカルな風景を気軽に楽しみたいが、移動の手間を省きたい人には「観光列車」でのゆったりした旅がおすすめだ。観光列車は単なる交通手段ではなく、移動する観光スポットのような存在で、車内デザインから食事のサービスまで、細部にわたりこだわりが詰まっている。外の風景が変わるにつれ、異なる旅行の雰囲気を味わえる。ラグジュアリーな食事を楽しんだり、小旅行を楽しんだり、自分に合った鉄道旅行プランを、最近注目を集めている観光列車からチェックしてみましょう。

本稿では《OpView社群口碑資料庫》というネットワークを通じ、過去半年間の「人気観光列車」に関する投稿を追跡、ネットユーザーが話題にしている人気の観光列車をご紹介!

「海風号」地元の特色スイーツ、「環島之星」とコラボIPで楽しむ

過去半年間にネットユーザーが「人気観光列車」に対して注目した話題をまとめたところ、「海風号」は最も注目の列車に!青とグリーンのマカロンカラーの車体は、沿道の海景を予め列車に詰め込んだかのように、たくさんの旅人を楽しませている。ある旅客は「海風号のカラーリングが非常に気に入っている、爽やかで清潔感がある」と絶賛し、「レトロでロマンチックな座席がとてもロマンティックである」との声も。視覚的な魅力だけでなく、列車内では地元の食材を組み合わせた特色スイーツを提供しており、景色を楽しみながら美しい食事を味わい、癒しが満点のスローな旅を体験できる。チケット代が「安くはない」と指摘されることがありながらも、幻想的なデザインと計画が「一度は訪れる価値がある」と夢のリストに挙げる人も多い。

外見がカラフルで可愛い「環島之星」もネットユーザーの間で人気の観光列車であり、さまざまなIPとコラボした車両があるだけでなく、車内にはカラオケや手作りDIYクラスなどの設備が整備。旅の全行程が「全然飽きない」との声も! 食事面では、環島之星は三食とアフタヌーンティーを提供し、さらには飲み物の飲み放題で、「どの料理も基準以上で、分量も十分」と評される。旅の最後には「1日環島」の記念証書を受け取ることができ、旅の思い出をしっかりと残すことができる。乗ったことのあるネットユーザーは「観光地をめぐらなくても、子連れで気軽に遊べる」「列車全体が可愛い」と賞賛しており、「気軽で心地よい受け身体験の台湾一周旅行」との声も。 (関連記事: 日本での11年、理想と現実の間で見つけた道──台湾出身・歩小心さんが語るキャリアと挑戦 関連記事をもっと読む

幼少期に乗った列車の記憶を懐かしむ、あるいは60年代のクラシックな鉄道の雰囲気を体験したい人にとって、「藍皮解憂号」は見逃せない選択である。このレトロなブルーカラー列車は、「おじいちゃん世代の扇風機吊り下げ形」を残しており、台湾内で唯一「窓を開けて海風を感じることができる列車」でもあるため、旅人を過去の時間へと連れ戻してくれる。中年のネットユーザーは感慨深くシェアしており、「(青皮列車)は50歳を超えた我々にとって幼少期の記憶だ」と語り、「観光列車の形で存在し続けているのが感動的だ」という声も。列車の走行速度は速くないが、内装は時の経過を感じさせるが、沿道の景色を見るのをやめたくないくらい魅力的で、「沿道の景色が美しく、山が見え、海が見え、緑豊かな田んぼを通過することができる」と続き、「沿道の海景は無敵だ」と多くのユーザーも驚きの声を上げている。