アジア最大級の環境展示会「2025NEW環境展」開幕へ──いすゞ・日野をはじめ、脱炭素への多様な取り組みが集結

2025-05-29 11:41
アジア最大級の環境ビジネス展示会「2025NEW環境展」が、2025年5月28日(水)から3日間、東京ビッグサイトにて開催される。(写真/日報ビジネス株式会社提供)

アジア最大級の環境ビジネス展示会「2025NEW環境展」が、2025年5月28日(水)から3日間、東京ビッグサイトにて開催される。今年の展示では、「環境ビジネスの展開」をテーマに、トラックメーカーを含む多様な企業が脱炭素社会の実現に向けた最新技術やソリューションを発信する。

今年の注目は、いすゞ自動車と日野自動車の“揃い踏み”出展。特にいすゞ自動車は初出展となり、「お客様といすゞが共に創るカーボンニュートラルの未来」を掲げ、「エルフEV」塵芥車、「エルフミオEV」資源回収車の2台の電動車両を実車展示する。さらに、EV導入効果がその場で可視化できる「EV導入シミュレーション」体験コーナーや、導入事例のパネル展示などを通して、顧客ごとの最適なEV運用の提案を行う。

アジア最大級の環境ビジネス展示会「2025NEW環境展」が、2025年5月28日(水)から3日間、東京ビッグサイトにて開催される。
アジア最大級の環境ビジネス展示会「2025NEW環境展」が、2025年5月28日(水)から3日間、東京ビッグサイトにて開催される。(写真/日報ビジネス株式会社提供)

一方、日野自動車は2年ぶりの出展。今回はITソリューション企業・日野コンピュータシステムと共同で、ゴミ収集業界向けの「GOMIRUTO(ごみると)」や、水素ステーション需要予測にも対応した「HINO-CONNECT」活用のコネクティッドデータサービスを紹介。現場の効率化や人手不足対策といった地域課題に向けたソリューションの提案を行う。

また、同時開催の「2025地球温暖化防止展」にも脱炭素に取り組む企業が多数出展。エナリス株式会社は、脱炭素に関心を持つ企業向けに、「ハイブリッド・オフサイトPPAサービス」の紹介をはじめ、専門スタッフによる個別説明やミニセミナーも実施予定。企業の脱炭素化を力強く支援する。

さらに、EMソリューションズ株式会社とカケフ住建も共同出展し、安全・快適なソーラーカーポートを中心にGX/DXソリューションを発信。追加性のある再生可能エネルギーの導入促進に貢献する。

今回の展示会は、5月28日(水)〜30日(金)に東京ビッグサイト東展示棟および屋外会場で開催され、午前10時から午後5時まで(最終日は午後4時終了)。今年からは完全事前登録制となり、事前登録を行うことで入場料は無料となる。また、会場に来られない方に向けて、エナリス公式X(@eneres_service)などで最新情報がリアルタイム発信される予定だ。

カーボンニュートラルの推進、資源循環、次世代エネルギー導入──これらをキーワードに、官民・大企業からスタートアップまでが集う環境展示会。持続可能な未来を目指し、ビジネスと技術の最前線がここに集結する。

アジア最大級の環境ビジネス展示会「2025NEW環境展」が、2025年5月28日(水)から3日間、東京ビッグサイトにて開催される。
アジア最大級の環境ビジネス展示会「2025NEW環境展」が、2025年5月28日(水)から3日間、東京ビッグサイトにて開催される。(写真/日報ビジネス株式会社提供)

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