通勤需要が増加し続ける中で、地下鉄は人々の重要な日常移動手段となっている。現在、台湾の5つの主要都市すべてが地下鉄システムを持っており、基隆地下鉄も2032年に開業する予定である。「次に地下鉄を拡大すべき都市」がネットユーザー間で話題になっている。
新竹が最も地下鉄建設の可能性が高いと注目!ネットユーザー:「技術都市なのに地下鉄がないのはおかしい」
25日にあるネットユーザーが台湾最大の掲示板のPTT八卦版で「次に地下鉄を建設すべき都市はどこ?」と問いかけたところ、「新竹」が最も支持を集めた。多くの人が「科学園区」を有する都市でありながら、長らく地下鉄がないことを不思議に思い、「新竹は建設も運営も可能である」と指摘した。
実際には、新竹地域は2023年に「大新竹地域のライトレール網計画」を提案し、基本設計では4路線(赤、青、緑、橙)を含んでいる。まだ計画段階だが、最も実現可能な地下鉄の代替案と見なされている。
- 「赤線」は旧市街、新竹駅、新荘駅から新竹高鉄駅を結び、総延長17.1キロ。
- 「青線」は高鉄新竹駅から光明六路と光復路を経て新竹駅に戻る全長13.1キロ。
- 「緑線」は東西方向のルートで、新竹旧市街と公道五路開発地区をサービスし、総延長12キロ。
- 「橙線」は竹科園区に深く進入し、通勤における自家用車依存を低減することを目標としており、総延長7.1キロ。
また、多くのネットユーザーが台中を名指しして「1本の路線だけでは何もできない」、「いくつか増設してほしい」
と言ったり、ほかにも大衆交通が不便な地域、例えば澎湖や台南を優先的に考慮すべきだとする意見もある。しかし、「高雄ですらうまくいっていない」や「高雄の地下鉄はまだ一両も満席になったことがない」と言い、建設の効果を疑問視する声もある。
編集:柄澤南 (関連記事: 台湾新幹線、N700Sベースの新型車両を導入!防音・快適性を向上し、2027年運行開始へ | 関連記事をもっと読む )
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