賴清德政権、人事権の乱用で批判高まる 選挙参謀を大法官に指名、民主の危機か民進党は三度目の政権運営で、政府運営に精通しているはずだ。しかし、「国家の法制度」や「国家の重要ポスト」に対する認識が次第に曖昧になっている。人事を自党の利益分配の私的な宴会のように扱い、前総統の蔡英文氏は「緑一色人事」を行い、これが8年間の執政における最大の失策となった。そして、賴清德総統もまた「蔡のルールに従う」かのように、人事権を軽々しく、そして恣意的に行使している。その結果、立法院開会後の人事同意権行使に障害を生じさせている。