前総統の蔡英文が今日(12日)、チェコ、フランス、ベルギーなどヨーロッパ諸国への訪問に出発する。
イギリスのメディア『ガーディアン』の今日の報道によると、蔡英文は当初近日中に英国を訪問する予定で、英国議会の超党派台湾グループも「議会での蔡英文の接遇」の可能性について議論を行っていたという。しかし、3人の情報筋が明かしたところによると、英国外務省は蔡英文の訪問がラミー外相の初の中国訪問に影響を与える可能性を懸念し、蔡英文の訪問計画の延期を提案した。
『ガーディアン』の報道は、蔡英文の接遇に関する議論に参加した人物の話を引用し、彼らが台湾の駐英代表を通じて外務省から通知を受け取ったと述べている。その内容は、外相が中国を訪問する予定であるため、蔡英文の訪問日程を延期するよう求めるものであり、これが実現すれば計画を台無しにするだろうというものだった。情報によると、蔡英文の訪英計画は来年春に延期。
この『ガーディアン』の報道に対し、蔡英文事務所は今日、蔡英文が近々関連する国際訪問を行っており、各国からの訪問招待に対しては全体的な計画に基づいて訪問を手配し、関連する日程の計画はすべて適切な時期に対外的に説明すると回答した。
編集：佐野華美 （関連記事： Politicoの独占報道：蔡英文が大統領選挙前に訪米の可能性、白宮はコメントを控える ｜ 関連記事をもっと読む ）
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