トップ ニュース 台湾野党主席、頼清徳氏を「ヒトラー」と批判 ドイツ在台協会が異例の声明で非難
台湾野党主席、頼清徳氏を「ヒトラー」と批判 ドイツ在台協会が異例の声明で非難 20250507-国民党主席の朱立倫氏が7日、国民党中常会で談話を発表する。(柯承惠撮影)
台湾の頼清徳総統は欧州戦線勝利80周年を前に、第2次世界大戦欧州戦線終結を記念するイベントを開催し、演説を行う予定だ。これに対し、国民党の朱立倫主席は「欧州戦線勝利は独裁者とファシズムを打倒したことを意味するが、頼清徳氏の野党に対するやり方は、まるでヒトラーの所業だ」と批判した。
これを受け、ドイツ在台協会は7日夜、異例の英語による声明を発表し、朱立倫氏の発言を名指しで非難。「深い失望と懸念」を表明した。
同協会は声明で、ナチス政権の犯罪を矮小化したり、1933年から1945年のドイツおよび欧州における残虐行為を現在の台湾の政治状況と比較する試みは「極めて憂慮すべきものだ」と指摘。「現在の台湾を国家社会主義(ナチス)の暴政と比較することは絶対にあり得ない」と強調した。
また、台湾の現行の制度と民主主義体制は、ナチス政権下で用いられた恐怖の手段と比較されるべきではないとし、「国民党指導部は、国内政治の議論において、不適切かつ歴史認識を欠いた比較を控えるべきだ」と呼びかけた。さらに「国家社会主義による数百万の犠牲者の記憶は、私たちに歴史の真実を守る尊厳を要求し、いかなる矮小化の試みも拒否する義務を課している」と述べた。
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