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台湾政治
146 件の検索結果
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国際
政治
舞台裏》台湾・苗栗で「県政の主導権争い」鍾東錦氏が国民党・鄭麗文主席に揺さぶり 民衆党の頼香伶氏を副県長に起用し「苗栗は自分が仕切る」
「地方制度法」の改正により、台湾では2026年から苗栗県で副県長のポストが一つ増設される。これを受け、再選を目指す鍾東錦・苗栗県長は、2025年12月24日の就任3周年記者会見において、民衆党の政策会執行長で前立法委員(国会議員)の頼香伶氏を副県長に招聘すると発表した。鍾氏は「これほど優秀な人材を苗栗に貸してくれた民衆党に感謝する」と述べ、対する頼氏も「国民......
羅立邦
2025-12-26 18:37
国民党
民衆党
柯文哲
ニュース
政治
国際
舞台裏》台湾・国民党の朱立倫前主席が「黄復興」を解体 鄭麗文新主席の下で復活へ
台湾で10月に行われた国民党主席選挙は、元立法委員の鄭麗文氏の当選で幕を閉じた。しかし、この選挙の過程と結果、さらには誰が立候補し、誰が身を引いたのかという構図を左右した最大の要因の一つが、前主席・朱立倫氏による「黄復興党部」廃止の決断だった。朱氏は2024年3月、国民党内で唯一残っていた特種党部である黄復興党部の廃止を正式に決定した。これは長年タブー視され......
戴祺修
2025-12-26 17:42
国民党
黄復興党部
鄭麗文
ニュース
国際
政治
台湾・憲法法廷で異例の内紛――「憲法訴訟法」改正に違憲判決も、大法官3人が「5人による判決は無効」と猛反発
台湾の立法院(国会)で国民党と民衆党(「藍白」陣営)が昨年12月20日に可決した「憲法訴訟法(憲訴法)」改正をめぐり、憲法法廷は19日、「民国114年憲判字第1号判決」を言い渡した。改正法について、立法手続きに重大な瑕疵があり、正当な立法手続きおよび権力分立原則に反するとして違憲と判断し、判決公告日から失効するとした。もっとも、この判決の公表直後、蔡宗珍氏、......
李瑋萱(リ・イセン)
2025-12-21 18:07
憲法裁判所
台湾
台湾政治
ニュース
国際
政治
舞台裏》台湾・新竹市長の高虹安氏、汚職無罪を聞いた瞬間に漏れた二言 「高飛車」批判の渦中で抱えた1年の恐怖
1年5か月に及ぶ司法手続きを経て、2025年12月16日、汚職事件で停職中だった台湾・高虹安新竹市長は、汚職部分について二審で無罪判決を受けた。残る偽造文書罪については懲役6か月、罰金への代替が認められている。判決から2日後、高氏は新竹市政府に復職。支持者や里長、市政府幹部に迎えられ、市庁舎ロビーに姿を現した。会場では高氏が好んで歌う楽曲「心花開」が流れ、司......
羅立邦
2025-12-19 16:02
高虹安
柯文哲
民衆党
ニュース
国際
政治
舞台裏》台湾・国民党のネット戦、朱立倫氏が主導権 鄭麗文氏チームは苦戦
インターネットの世界が発展して以来、SNSは新たな政治宣伝や情報拡散の主戦場となった。古くからのBBSサイト「PTT」から、一世を風靡したFacebookやInstagram、近年台頭したThreads、さらにはTikTokや小紅書(RED)に至るまで、細分化されたネット空間は各政党にとっての「兵家必争の地」である。政党や政治家がこれらの新メディアをどう運用......
戴祺修
2025-12-18 17:22
国民党
風向株式会社
ライヤー校長
ニュース
国際
政治
舞台裏》財劃法を巡り卓栄泰行政院長が板挟みに 強硬対応の一方で党内調整進まず、民進党内部から「憲政のルール逸脱」批判相次ぐ
台湾で『財政収支区分法(財劃法)』修正案の再議案が立法院で国民党・民衆党によって否決された後、行政院長の卓栄泰氏は今回の法改正への副署を拒否する決定を下した。国民党立法院党団は、この行為はすでに三読を通過した法律の執行を拒否するものであり、卓栄泰氏が「憲法を破壊し統治を混乱させる地方の皇帝」のごとく振る舞っていると批判し、国会での非難決議案提出を予告した。卓......
黃信維(コウ・シンイ)
2025-12-17 14:06
財政分与法
卓榮泰
頼清徳
ニュース
国際
政治
人物》台湾・民進党の実力派、頼瑞隆氏とは何者か 頼清徳総統の信任厚い幹部が「つまずき」を重ねる背景
台湾・民進党立法委員の賴瑞隆氏が、ここに来て政界での存在感を急速に高めている。一方では、2026年に予定される民進党・高雄市長選の党内予備選を見据え、着々と動きを強めている。その一方で、私生活をめぐる問題が相次ぎ、世論の注目を集める事態となっている。発端は、子どもが関与したとされる校内いじめ問題だった。賴氏は短期間のうちに2度、公の場で謝罪に追い込まれた。騒......
賴慧津(ライ・ホイジン)
2025-12-16 21:04
頼瑞隆
2026県市長選挙
高雄市
ニュース
国際
政治
舞台裏》異例の沈黙、その裏に何があったのか――台湾・国民党の鄭麗文氏が「中央常務委員会」で語らなかった理由
台湾・国民党主席の鄭麗文氏は、2025年11月の就任以降、「和解を重視し、戦争を避ける」という対中姿勢を前面に掲げる一方で、最も鮮明な政策スタンスとして「国防予算の大幅増額に反対」を打ち出してきた。台湾史上最高水準となる国防予算9,495億台湾ドル(約4兆6,526億円相当、GDP比3.32%)に対しても、さらに1.25兆台湾ドル規模の国防特別予算案(約6兆......
晏明強
2025-12-16 18:18
鄭麗文
賴清德
国民党
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政治
舞台裏》「秘書費」をめぐり批判噴出 台湾・立法院法案を動かした2人の存在
台湾・国民党の立法院党団は最近、立法院委員(国会議員)に支給される「助理費」(議員秘書・アシスタントの人件費としての公費)をめぐり、流用や不正使用に対する刑事責任を軽くする方向の「除罪化」法案を、陳玉珍氏名義で提出した。これが世論の反発に火をつけ、現職の立委秘書(アシスタント)側からも強い批判が噴き出している。助理費を本来の人件費という枠から外し、実質的に「......
戴祺修
2025-12-14 15:20
助成金非犯罪化
鄭麗文
国民党
ニュース
国際
政治
舞台裏》台湾・国民党、2026年大敗を覚悟! 台中ではない「あの県市」を失えば、盧秀燕氏の総統選出馬は消滅か
台湾で行われる2026年の県市長選挙の結果は、2028年の総統選挙における与野党の勢力図に直結する。大規模なリコール運動で大打撃を受けた民進党は危機感を募らせ、2025年10月下旬から候補者指名作業を開始し、現在までに2回に分けて6人の候補者を指名した。対照的に、国民党は新旧の党主席交代に追われ、選挙戦略の進捗が停滞していたが、11月26日になってようやく中......
晏明強
2025-12-13 16:43
国民党
鄭麗文
花蓮県
ニュース
国際
政治
舞台裏》台湾・新北市長選に異変 国民党と民衆党は連携へ?李四川氏の去就と黃國昌氏の動向
台湾では、2026年の地方選挙が近づく中、各政党が積極的に準備を進めている。特に野党側では、勝利の確率を高めるために、国民党と民衆党が協力する可能性がある。新北市や新竹市、嘉義市、宜蘭県、澎湖県の5つの地域で藍白(国民党と民衆党の連携)連携が検討されており、その中でも最も注目されているのは、全台湾で最大の選挙区である新北市だ。最近、国民党の新北市長候補として......
戴祺修
2025-12-10 16:50
李四川
2026年地方選挙
蔣萬安
ニュース
国際
政治
舞台裏》台湾副総統・蕭美琴氏の「彼女」と「彼」 誰も気づかなかった変化がすでに起きていた
台湾の副総統・蕭美琴氏は最近、アメリカのメディア『戦情室(War Room)』の番組に出演し、台湾総統府はその内容を中英両語で発表した。このインタビューで蕭美琴氏は地政学、両岸関係、防衛自主権、台湾・アメリカ関係、対米投資などについて語った。見た目には普通の外交・国家安全に関するインタビューのようだが、注目すべきは、記者発表で副総統を指す代名詞がすべて「彼(......
賴慧津(ライ・ホイジン)
2025-12-10 16:31
蕭美琴
代名詞
蔡英文
ニュース
政治
国際
舞台裏》黄国昌氏を不機嫌にさせる人はいない!台湾・民衆党の「黄国昌保護党」の運営方法とは?
2025年11月30日、かつて国民党所属で、その後民衆党に加入し立法委員選に出馬した民衆党の前スポークスパーソン李有宜氏が、博士号取得を理由に、フェイスブックで突如、スポークスパーソンを辞任し民衆党を離党すると発表した。同日午後、李有宜氏は台湾大学社会科学院で取材に応じ、党内の先輩や上層部から多くの電話で見舞いと慰留を受けたとした上で、学業に専念するため当面......
羅立邦
2025-12-10 13:47
黄国昌
李有宜
民衆党
ニュース
政治
国際
社会
台湾・民衆党党首の黄國昌氏への批判が急増 柯文哲氏「鄭麗文氏よりも各番組が激しく黄氏を叩いている」
台湾・民衆党創設者の柯文哲氏と現職党首の黃國昌氏は4日夜、柯氏の公式チャンネルでライブ配信を行った。柯氏は、保釈後の3カ月間もネット上の議論を追っていたと明かし、「見れば見るほど心配になる。君はいま話題の中心じゃないか。どのチャンネルも黃氏を批判している。どうすればいいのか。国民党主席の鄭麗文氏より、よほどあなたのほうが叩かれている」と語った。これに対し黃氏......
羅立邦
2025-12-05 16:59
柯文哲
黄国昌
鄭麗文
ニュース
国際
政治
舞台裏》蔡英文時代の評価されなかった人物が賴清德時代に復活!法務部長の強い意志が反映された検察システムの激変
台湾の賴清德総統が推進した、検察人事の権限を握る法務部長の鄭銘謙氏が、各地の検察長人事をどう組織していくか注目されている。彼は、検察、警察、調査機関、移民局を率い、スパイ活動対策、選挙買収対策、腐敗防止の体制を構築しようと計画している。そんな中、屏東地検署の検察長である陳盈錦氏が突然辞任を表明し、情報機関の間で驚きが広がった。蔡英文政権下で法務部長を務めた蔡......
林益民
2025-12-04 15:40
検察官
検察長
蔡英文
ニュース
国際
政治
経済
舞台裏》蔡英文氏と蘇貞昌氏の「共闘」は賴清德総統の脅威か? 台湾2026年統一地方選、新北・高雄・台南市長選を巡る水面下の権力闘争
台湾・淡江大橋のケーブルはまだ完全に締められていないが、政治的な緊張感は既に高まっている。退任した蔡英文前総統と蘇貞昌前行政院長が、再び並んで姿を現した。今回は山道の散策路ではなく、淡水河口に架かる重大な建設の前だった。蔡英文氏は自身のフェイスブックで、「退任後、蘇前院長と一緒に、台湾のために進めた建設と変化を見に行く」と控えめに投稿。この冷静な発言は、民進......
賴慧津(ライ・ホイジン)
2025-11-30 18:41
蔡英文
蘇貞昌
淡江大橋
ニュース
国際
政治
舞台裏》台湾・国民党が「親中路線」へ急旋回 鄭麗文新主席の下で支持率上昇、一方で盧秀燕市長は失速
台湾・国民党の新任党主席・鄭麗文氏は就任から1か月足らずだが、国共内戦期の共産党スパイとされる呉石への参拝など物議を醸す行動が続く一方、台湾民意基金会が最近発表した最新世論調査では、国民党の政党支持率は低下するどころか上昇し、10月比で3.9ポイント増となった。これは鄭氏にとって追い風であり、党内の調整期間を乗り切り党権を固めるうえで大きな助けとなっている。......
晏明強
2025-11-27 11:11
盧秀燕
鄭麗文
国民党
ニュース
国際
政治
舞台裏》台湾・新竹県長選「三つ巴」に突入 国民党内で林思銘・徐欣瑩・陳見賢が激突、党主席・鄭麗文に初の大試練
台湾・地方選挙において国民党は2018年から勢いを取り戻し、県市長ポストを6から15へと大幅に伸ばした。当時の党主席・吳敦義氏の選挙戦略が功を奏したとされる。台中市の盧秀燕氏、彰化県の王惠美氏、雲林県の張麗善氏、嘉義市の黄敏惠氏、宜蘭県の林姿妙氏、花蓮県の徐榛蔚氏、台東県の饒慶鈴氏の7人の女性首長が一斉に誕生し、地元では「七仙女(7人の有力女性首長)」と呼ば......
戴祺修
2025-11-25 12:50
2026年県市長選挙
林思銘
国民党
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社会
台湾民意基金会の世論調査》頼清徳総統の支持率は依然伸び悩み 游盈隆氏が指摘する「1つの長期的懸念」
台湾民意基金会は18日、11月の最新全国世論調査を公表した。今回、頼清徳総統の職務評価について尋ねたところ、国家大事の処理方法に「賛同する」と答えた国民は38%にとどまった。一方、「賛同しない」は50%で、賛同を12.3ポイント上回った。10月と比べても上昇幅はわずか3ポイント。台湾民意基金会の游盈隆董事長は、頼清徳氏の支持率は「ゆっくりと回復しているものの......
張庭維(チヨウ・テイイ)
2025-11-19 14:17
頼清徳
台湾民意基金会
世論調査
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国際
政治
舞台裏》台湾・国民党に「隠れ実力者」副主席 鄭麗文主席が起用した蕭旭岑氏は柯文哲氏と習近平氏を結ぶパイプ役
台湾の国民党で新たに主席に就任した鄭麗文氏が、党内で掲げていた「世代交代」の公約とは裏腹に、就任後の副主席や秘書長といった要職には75歳以上のベテランを多く起用した。この中で最も若いのが51歳の前・馬英九基金会執行長、蕭旭岑氏だ。党内外では意外性のある人事だとの受け止めが広がっている。党内では、前総統の馬英九氏をはじめ、連戦氏、王金平氏といった大物の側近が起......
晏明強
2025-11-18 15:04
蕭旭岑
国民党
鄭麗文
ニュース
国際
政治
舞台裏》台湾民進党が高雄・桃園・台南で予備選を本格化 「神龍の戦い」へ 林佳龍氏は頼清徳氏に命がけで挑むのか
台湾では、2026年の県市長選に向け、民進党が候補者選びを加速させている。しかし、中央と総統府に近い頼清徳総統と、党内最大派閥「正国会」との間では、桃園や高雄といった地方選で主導権を巡る軋轢が続いている。最近、正国会を率いる林佳龍氏は、高雄市長選に意欲を見せるだけでなく、立法院の助理費不正受給疑惑で起訴された林岱樺氏を強く擁護したことで波紋を広げた。党内では......
黃信維(コウ・シンイ)
2025-11-17 17:14
賴清德
林佳龍
林岱樺
ニュース
国際
政治
舞台裏》台湾民衆党・黄国昌主席が手綱握れず 柯文哲前台北市長の出所後も、党は「剣を抜いて行き場見えず」
約1年に及ぶ拘留を経て、台湾民衆党の創設者・柯文哲氏は2025年9月8日、保釈金7000万元(約3億4300万円)を支払い、拘留停止となった。11月8日には公式YouTubeチャンネルで37分の動画「阿北剪頭髮」を公開し、わずか5日で40万回再生を突破した。動画の中で柯氏は、現在「更生者」として社会に再び適応しようとしていると語り、自宅で妻・陳佩琪氏の手料理......
羅立邦
2025-11-17 17:01
柯文哲
民衆党
黄国昌
ニュース
国際
政治
社会
舞台裏》台湾・国民党の傅崐萁総沼は何を恐れたのか 鄭麗文主席と組み「地下党主席」CK楊氏と極秘協議
『風傳媒』の報道よれば、11月7日に台湾で開かれた中国国民党の黨団全代会(国民党・立法院会派の全国代表会議)で内規改正案が可決され、今後は黨団総召が連続して選出・続投できるようになった。これにより、現職の黨団総召・傅崐萁氏が、今後も同じポストを務め続けられる可能性が一気に高まった。 国民党立法院黨団(国会における国民党会派)の内規では、本来、黨団総召の任期は......
戴祺修
2025-11-14 17:03
傅崑萁
鄭麗文
国民党
ニュース
国際
政治
舞台裏》林佳龍氏の発言が林岱樺氏に飛び火 検察が異例の「口封じ命令」 高雄市長選で動く見えない手
台湾・高雄市長選の行方が注目を集めている。民進党の地盤である高雄だが、国民党も次期市長選での巻き返しを狙う。現職の陳其邁市長の任期満了を前に、党内では次の候補者をめぐる激しい主導権争いが展開されている。なかでも立法委員の林岱樺氏は、助理費(秘書手当)流用事件で起訴されたにもかかわらず、「司法の誤判だ」と主張し、地元での支持回復に全力を注いでいる。ところがこの......
林益民
2025-11-12 11:58
林岱樺
林佳龍
高雄地検
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国際
政治
舞台裏》台湾・野党共闘はまた難航か 国民党・鄭麗文氏は民衆党との橋渡し役になれるのか
台湾・民進党が蘇巧慧立法委員を2026年の新北市長選候補に正式指名したことで、最大野党・国民党と第三勢力・民衆党の連携に注目が集まっている。国民党の鄭麗文主席は「新北市長候補は国民党籍でなければならない」と明言。一方、民衆党の黄国昌主席も出馬の方針を変えず、「誠意を尽くすが、ただ待つつもりはない」と語った。両党の協力関係は依然として固まらず、2026年地方選......
羅立邦
2025-11-11 17:37
蔡壁如
鄭麗文
黄国昌
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国際
政治
社会
張鈞凱のコラム:鄭麗文氏への非難は誰の歴史を繰り返すのか 台湾政治に漂う「反共」の亡霊
台湾最大野党・国民党の新主席、鄭麗文氏が11月8日、台北の馬場町刑場跡地で行われた1950年代「白色テロ」犠牲者の追悼式に参列した。この場所は、国民党政権下で「反共」を理由に多くの政治犯が処刑された場所として知られている。ところが、鄭氏の参列はすぐに与野党双方から激しい批判を浴びた。与党・民進党(緑陣営)は、鄭氏を「共産党のシンパ」と非難し、「中共同路人(中......
張鈞凱(チヨウ・キンガイ)
2025-11-11 17:25
鄭麗文
国民党
白色テロ
ニュース
国際
政治
夏珍コラム:台湾・蔡英文前総統が賴清徳氏に残した「政治の地雷」
台湾・蔡英文前総統がSNSに再び登場した。エネルギー政策を解説した「十枚の図表」に続き、今度は「年金改革」シリーズを投稿し、「改革は途中で止めてはいけない」「政府予算だけでは年金は守れない」と訴えた。しかし皮肉なことに、政権交代が起きたわけでもないのに、蔡氏の「後継者」である賴清徳氏の政権は、彼女の8年間の「遺産」を背負う立場となり、それがむしろ「地雷」と化......
夏珍
2025-11-07 17:37
蔡英文
賴清德
年金改革
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国際
政治
社会
論評:頼清徳総統の「狭量リーダーシップ」と鄭麗文の「大胆な舌鋒」──台湾政治が失ったバランス
国民党主席の鄭麗文氏は、「非典型的な国民党主席」の名に恥じない存在感を見せている。党主席選挙では沈滞した空気を一変させ、当選後も「プーチンは独裁者ではない」「台湾はATMではない」といった発言で話題を振りまいてきた。世論調査での好感度より反感度が高いものの、民衆党主席の黄国昌氏の反感度の方がさらに高く、与党・民進党主席である頼清徳総統も信頼度を上回る不信任度......
主筆室
2025-11-06 11:31
鄭麗文
民進党
国民党
ニュース
国際
政治
台湾国民党・鄭麗文氏、対中路線を本格化か 党務人事で「地雷」埋設、盧秀燕氏の2028年構想に波紋
台湾・国民党主席選で「世代交代」を掲げ、いわゆる「老藍男(国民党の年配保守層)」と評された郝龍斌・前台北市長を過半の得票で退け、新党首に選出された前立法委員の鄭麗文氏は、11月1日の正式就任を前に、副主席や秘書長、組織発展委員会(組発会)・文化伝播委員会(文伝会)の主委など主要ポストの人事を相次いで発表した。ところが蓋を開けると、「世代交代」の看板とは裏腹に......
晏明強
2025-10-29 17:40
鄭麗文
盧秀燕
李乾龍
ニュース
国際
政治
経済
欧州17カ国の議員団が初訪台 蕭美琴副総統「台湾は孤独ではない」民主連帯を強調
欧州議会および欧州各国、カナダなど31カ国の国会「友台議員連盟」の代表が共同議長を務める「フォルモサ・クラブ(Formosa Club)」の2025年年次総会が、初めて台北で開催された。欧州議会と欧州17カ国の国会から40名を超える議員団が訪台し、28日午後に記者会見を開いた。蕭美琴(シャオ・メイチン)副総統はあいさつの中で、「フォルモサ・クラブの訪問は、台......
鍾秉哲(ショウ・ヘイテツ)
2025-10-29 16:05
蕭美琴
フォルモサクラブ
台湾
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国際
政治
百年政党は「対中再定義」へ? 台湾・国民党主席に鄭麗文氏 FT「親中路線がトランプ氏を刺激する恐れ」
台湾・国民党前立法委員の鄭麗文氏がダークホースとして主席選を制し、台海の地政学に新たな変数が加わった。英紙フィナンシャル・タイムズは24日、同氏の当選は百年政党の路線転換を示唆するだけでなく、親中的な姿勢がトランプ氏を怒らせる可能性があると指摘。米中の主導権争いが続くなか、台湾は一層不安定な綱渡りを迫られるとの見立てを示した。開票結果の公表直後、習近平国家主......
李忠謙(リー・チョンチエン)
2025-10-27 16:06
鄭麗文
国民党
習近平
ニュース
国際
政治
台湾・鄭麗文氏、党勢拡大へ着実に前進 傅崐萁氏と全面提携し「国民党中央常務委員会」の主導権をめざす
台湾では、国民党の主席選が終わり、新任の鄭麗文氏は過半の支持を得て当選した。一方で、投票権を持つ党員の投票率は39%にとどまり、鄭氏の得票も約6万5千票余り。親中寄りとされる立場も相まって、「党中央から十分に指示を出せるのか」との懸念が党内でくすぶる。もっとも、『風傳媒』の取材では、20日の党団(院内会派)訪問は総召の傅崐萁氏が主導。選挙戦では郝龍斌氏を支持......
戴祺修
2025-10-24 16:09
鄭麗文
傅崐萁
国民党主席選挙
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国際
政治
吳典蓉氏のコラム:国民党党首・鄭麗文氏の浮沈
鄭麗文氏は、社会学で言う「見慣れた見知らぬ人」のような政治家だ。約40年のキャリアと一定の知名度を持ちながら、その行動様式や政治信条はつかみにくい。国際・国内の政治地図が激変するいま、懸念を招きかねない一方、“未知”だからこそ既存の行き詰まりを打破する可能性もある。 学運出身で国民党トップ 「パラダイムシフト」か鄭麗文氏が国民党(藍)の党首に就いた経緯は、単......
吳典蓉
2025-10-24 15:46
鄭麗文
国民党
九二コンセンサス
ニュース
政治
国際
社会
内部暴露》台湾・盧秀燕台中市長に批判集中 国民党の最有力総統候補が不満噴出し反撃
台湾・国民党主席選は激戦となった。台北市前市長の郝龍斌氏は「老害で退かない」との批判を浴び、現職の朱立倫氏との連携は密室政治・醤缸文化だとやり玉に挙がった。一方で郝陣営は、中広前董事長の趙少康氏が前線に立ち、選挙過程で外国勢力の介入があり、中国語訛りや簡体字の短編動画による中傷が横行したと主張。立法委員の羅智強氏も、党内選挙で彼が自ら撤退したとか「見捨てられ......
戴祺修
2025-10-23 16:35
盧秀燕
鄭麗文
郝龍斌
ニュース
政治
国際
社会
台湾民意基金会世論調査》賴清德総統の支持率35%、不支持53% 黄揚明氏「中間層が離反、2028年大統領選は勝算なし」
台湾民意基金会が10月に発表した最新の世論調査によると、総統・賴清德氏の職務遂行に「賛同する」と回答した国民は35%、「賛同しない」は53%、「意見なし・わからない」は12.6%となった。前月よりわずかに持ち直したものの、不支持層が依然として17.6ポイント上回っている。これについて、ジャーナリストの黄揚明氏は政治番組『鄉民監察院』で、「賴清德氏の最大の問題......
張大任(チョウ・ダイニン)
2025-10-22 14:22
頼清徳
台湾民意基金会
世論調査
ニュース
国際
政治
社会
「台湾光復節」とは何か 「祖国への復帰」か「占領の始まり」か、揺れる主権の記憶
毎年10月25日は、台湾にとって歴史的重みを持つと同時に、激しい論争を呼ぶ日である。台湾光復節は、50年に及んだ日本統治の終わりを刻むと同時に、現在まで続く「主権帰属の謎」を呼び起こしてきた。なぜ、この記念日を「光復日」と見る立場と、「占領日」とみなす立場が併存するのか。民族的な「祖国への復帰」か、それともサンフランシスコ講和条約の曖昧さに根差す「軍事代管」......
編集部
2025-10-21 17:43
光復節
光復節の由来
台湾光復節の祝日
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国際
政治
舞台裏》鄭麗文氏が当選、盧秀燕氏は複雑? 台湾・次期大統領は不透明のまま 国民党の「次の内紛」が始まる
任期が2026年・2028年の二度の大型選挙にまたがる台湾の国民党主席選の結果が10月18日に判明し、注目度が低かった元立法委員の鄭麗文氏が、深藍(国民党の保守強硬派)や軍系党員、旺中グループ(親藍メディア)の後押しを受け、郝龍斌元台北市長を投票率で上回って当選した。選挙戦は終わったものの、舌戦と相互攻撃が激しく、支持表明した論者まで巻き込んだことで、党の分......
晏明強
2025-10-20 17:39
鄭麗文
郝龍斌
盧秀燕
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台湾高速鉄道「静寂車両」炎上から見える台湾政治の裏側 高鉄トップ交代で浮上する「新潮流派の交通支配」
最近、台湾の高速鉄道は「静寂車両」政策を導入したが、その目的が静かな乗車環境を提供することでありながら、子育てに対する不親切な対応として批判を浴びた。これに対し、新たに高速鉄道の董事長に就任した史哲氏は初めて公の場に立ち、謝罪を表明し、実施方法を再調整する意向を示した。その一方で、彼は過去に文化部長や政務委員を務めており、交通系統とは無縁の出身で、2025年......
賴慧津(ライ・ホイジン)
2025-10-20 15:55
新潮流
交通部
史哲
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人物》台湾・国民党に波紋――元民進党で台湾独立を掲げた鄭麗文氏、郝龍斌氏を破って新党首に
台湾・国民党主席選の結果が10月18日に発表され、かつて民進党に所属し台湾独立を支持していた元立法委員の鄭麗文氏が、過半数の得票で有力候補の郝龍斌氏を破って当選した。国民党史上2人目の女性党首の誕生である。党内では「Aランクの有力者」ではない彼女が、なぜ下馬評を覆して一気に頭角を現したのか、驚きをもって受け止められている。国民党内でも新顔と見なす向きが少なく......
戴祺修
2025-10-19 09:53
鄭麗文
CK楊
民進党
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人物》元台北市長・郝龍斌氏、「将軍の息子」も及ばず 国民党主席選で敗北
台湾・国民党主席選は10月18日に投開票が行われ、約1か月の選挙戦を経て新たな党首が決まった。元台北市長の郝龍斌氏は、同じく候補の鄭麗文氏に及ばず、逆転はならなかった。現職の朱立倫氏と郝氏はいずれも直轄市長を経て国政に進んだ穏健・中道路線の政治家で、米中の狭間で均衡を図る党内“建制派”(党主流の穏健・現実路線)に属する。だが、2016年大統領選で朱氏(建制派......
戴祺修
2025-10-19 09:38
郝龍斌
朱立倫
建制派
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舞台裏》台湾・台北市公務員が「大量流出」内幕 蔣萬安市政で何が起きているのか
台湾・台北市の蔣萬安市長は就任から3年を迎え、2026年の再選に向けた準備段階に入った。ただ、このところ地方補助金の配分をめぐって行政院と対立したほか、NVIDIA(エヌビディア)の本部進出が北士科で停滞、公館円環の撤去、双城フォーラムの延期など、市政課題が相次いでいる。外的要因に加え、市府内部の問題もくすぶる。議員からは「政策が紙の上で止まっている」との指......
羅立邦
2025-10-17 17:18
蔣萬安
柯文哲
公務員
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呉典蓉コラム:台湾・国民党の選挙が混迷するのは盧秀燕台中市長のせいか?
本来は形式的で少し退屈で、そのはずだった台湾の国民党主席選が、「我々に明日はない」と言わんばかりの激突に化けたのは意外だった。とりわけ驚かされたのは、これまで緑陣営(民進党)の「紅いレッテル貼り」(親中派と決めつける攻撃)に晒される側だった国民党で、戦闘藍(国民党強硬派)の司令塔・趙少康氏が突如「境外勢力」(海外勢力の介入を示唆する台湾の政治用語)カードを切......
呉典蓉
2025-10-16 17:24
国民党
盧秀燕
趙少康
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論評:台湾・国民党は再び「身内の敵」に沈むのか 郝龍斌氏の「中道・務実」路線に趙少康氏が冷水
台湾・国民党内の身内びいき体質は相変わらずだ。党主席選が熱を帯びるなか、候補の郝龍斌氏は「和中不舔(中国と向き合うが迎合せず)・親米不跪(米国と連携するが卑屈にならず)・友日不媚(日本と友好だが迎合しない)」と打ち出し、視座は党首級を超えて大統領レベルに広がる。日本の政治学者・小笠原欣幸氏も、同氏の対中(両岸)論を高く評価した。ところがベテランメディア人の趙......
主筆室
2025-10-15 16:43
郝龍斌
国民党
趙少康
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舞台裏》台湾民衆党主席・黄国昌氏とは距離、CK楊氏は柯文哲氏に直通 鄭麗文氏が国民党主席なら国民党と民衆党の協力は進むのか?
台湾では、2026年の県市長選まで1年以上あるなか、民進党は大規模リコールでの惨敗を受けて危機感を強め、候補者選びを前倒し。10月7日、選対は立法委員の王美恵氏を嘉義市長、陳瑩氏を台東県長にそれぞれ擁立する案を提示した。ほかの自治体も2026年初頭の春節前までに公認作業を終える計画だ。一方の国民党は、当面の焦点が党主席選にあり、次期主席が就任してから早くて1......
晏明強
2025-10-15 16:17
国民党
藍白合作
民衆党
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杜宗熹コラム:歌や批判にとどまらず――韓国瑜立法院長は今回も核心を突いた
若い頃に観た人も多いだろう。ハリウッド映画『幸せのちから(The Pursuit of Happyness)』は、俳優ウィル・スミスが、実在の黒人起業家クリス・ガードナーの半生を演じた作品だ。落ち目のセールスマンから、努力と執念で株式仲介人の道を切り開くまでを描く。ガードナーは十分な教育を受けられず、幼少期に両親は離婚。収入は不安定で結婚生活もうまくいかず、......
杜宗熹(ト・ソウキ)
2025-10-13 16:49
韓國瑜
立法院長
クリス・ガードナー
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論評:台湾・国民党は再建不能なのか? 誰が率いても立ち上がれない現状
2016年に再び政権を失った台湾の国民党は、「泥のように上がらない」という表現がほぼ専属形容詞のように使われるほど、党勢の低迷が象徴化している。鉄が鋼にならないことを嘆く国民党員はこれを批判に用い、政権を握った民進党は嘲笑の種にし、党に属さないが国を憂う解説者やネット有名人も容易に口にすることができる。さらには、対岸の中国ネットユーザーまで国民党批判に便乗す......
主筆室
2025-10-10 21:08
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政党交代
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台海分析》鄭麗文氏、国民党主席選のダークホースに浮上 北京が注目する「好意2点と懸念1点」
台湾では、2025年国民党主席選挙が10月18日に投票が行われる。元国民党籍立法委員の鄭麗文氏が内部党員調査で急上昇し、30%の支持率を獲得して元台北市長の郝龍斌氏の17%を上回った。鄭麗文氏は党内でダークホースとして注目され、さらに「紅統派」としての動きも指摘されている。『風傳媒』によると、中国本土は鄭麗文氏に対して「2つの好意」を抱きつつ、「1つの懸念」......
楊騰凱(ヨウ・トウガイ)
2025-10-09 15:41
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舞台裏》台湾・国民党の内部抗争 鄭麗文氏の「主席」当選を警戒、実業家・楊建綱氏の台頭阻止へ 盧秀燕台中市長に結集圧力
台湾・国民党主席選挙は10月18日に投票予定。当初は元台北市長・郝龍斌氏、立法委員(国会議員)・羅智強氏、元立法委員・鄭麗文氏の「三強鼎立」と見られていたが、ここに来て流れが変わった。党員向けの内部委託調査では、鄭氏の支持率が3割に達し、郝氏(17.4%)、羅氏(16.3%)を大きく上回った。10月2日の《TVBS》討論後に同局が党員調査を行った結果でも、差......
晏明強
2025-10-07 14:34
鄭麗文
郝龍斌
羅智強
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夏珍コラム:台湾与党・民進党は「口先だけの政党」になるな
台湾・民進党の創党39周年にあたり、党主席の頼清徳総統が全党員向けにメッセージを発表した。だが、「本土派」を掲げて三度目の政権を手にしたにもかかわらず、足元の現実は「潜艦(国産潜水艦)が進まず、関税は下がらず、支持率は伸びず、内外の対立は収まらない」という苦境だ。しかも厄介なのは、この難局の多くを自ら招き、ツケを払わされるのは政権だけでなく国民全体だという点......
夏珍
2025-10-03 16:50
民進党
頼清徳
蔡英文
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舞台裏》台湾・高雄市長選2026、民進党内紛が激化 柯志恩が支持率で肉薄する異例の展開
台湾では、1998年に呉敦義氏が高雄市長を辞任して以降、高雄では民進党が約20年にわたり政権を維持。県市合併前まで遡れば、支配は30年以上に及ぶ。2018年には「時流・地の利・人の和」が重なり、韓国瑜氏が出馬。「韓流」ブームに乗って終盤3カ月で一気に追い上げて当選し、国民党は「不可能」とみられた高雄奪還を成し遂げた。だが韓氏は就任から2年足らずで総統選に挑戦......
戴祺修
2025-10-03 15:36
柯志恩
林岱樺
陳其邁
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