東京・豊洲にある「チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com」は、アートコレクティブ・チームラボによる水に入る没入型ミュージアムである。他者と共に巨大な作品群に身体ごと没入し、身体で認識し、アートと一体となることをコンセプトとしている。

累計来館者1000万人を突破、五感で楽しむ没入体験
昨年1月に新エリアが追加される大規模拡張が実施され、敷地面積が約1.5倍に拡大した。去年の年間来館者数は約251万人を記録し、同年10月にはオープンからの累計来館者数が1000万人を突破した。
さらに、旅行業界のアカデミー賞と評される「ワールド・トラベル・アワード」において、「アジアを代表する観光名所2025」を受賞し、2023年に続いて2回目の快挙となった。また、訪日ラボの「インバウンド人気観光スポットランキング 東京編」でも2023年から3年連続で第1位を獲得している。

同施設には「Open-Air」と呼ばれる屋外スペースも存在しているが、大半の作品空間は天候を気にすることなく快適にアートを楽しめる構成となっている。7月7日には風傳媒が五感を刺激する様々な体験を取材した。
館内には宇宙をイメージした不思議な香りが漂う作品や、来館者は裸足になって歩きながら、床の柔らかな感触や水の冷たさを直接体感できる作品がある。なお、作品空間では安全のため走らずにゆっくり進む必要があり、激しい動きは禁止されている。また、お子様連れの場合は目を離さず、必ず一緒に過ごすよう呼びかけられている。
夏の花が彩る水上アートと絶滅動物の森
夏を感じる作品として、水に入る「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity」では、無限に広がる水面に鯉が泳ぎ、人々にぶつかると花となって散っていく。裸足になって水の中に入り体験ができるため夏でも涼しく、作品は季節に合わせて向日葵や紫陽花などの夏の花に変わる。
「Floating in the Falling Universe of Flowers」では、1年間の花々が時間と共に刻々と変化しながら空間に広がり、夏の花として空間一面に咲き誇る向日葵を見ることができる。作品は自分や他者の存在によって変化し、他者と連続的な関係性を築く空間となっている。
2025年に新設されたエリアにある「つかまえて集める絶滅の森」では、絶滅した動物が住んでいる森で様々な種類の絶滅動物を捕まえ、観察し、自分のスマートフォンでコレクション図鑑を作ることができる。同じ動物でも、捕まえれば捕まえるほど絶滅動物の特徴や生態などの詳しい情報が書き込まれるため、夏休みの探究学習にも適している。現在87種類の動物が存在している。
遊びながら命を学ぶ、新作ヴィーガングルメも
アオムシが登場して蝶へと成長していく様子が描かれる一方、人が触れると散ってしまう作品もあり、命の尊さや人間の行動が生態系に与える影響について学ぶことができる教育的な要素も含まれている。また、自分で描いた絵が空間に登場したり、スタンプを使ってケーキを生み出したりなど、子どもたちが喜ぶインタラクティブな仕掛けのある作品も多数用意されている。
アートの鑑賞に加え、夏らしいグルメの体験も拡充されている。「ミシュランガイド京都・大阪」にビブグルマンとして5年連続で掲載されている「Vegan Ramen UZU Kyoto」の東京店にて、既存の味噌ラーメンに加えて、新たに「辛味噌ラーメン」と「柚子味噌ラーメン」の販売を開始した。
価格は2000円から提供されている。また、夏にぴったりなヴィーガンアイスクリームも常時販売中であり、バニラ、抹茶ココナッツ、チョコレート、柚子、チョコバナナ、そして季節限定の苺の全6種類のフレーバーが800円から楽しめる。
世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版 X:@stormmedia_jp
編集:小田菜々香


















































