フィスカース ジャパン株式会社が展開するフィンランドのライフスタイルブランド「Arabia」は、1971年に誕生し、多くの復刻を望む声が寄せられていたテーブルウェアシリーズ「Apila」を日本先行で復刻し、アラビア公式オンラインストアおよび全国のアラビア取扱店にて、2026年9月16日より発売する。
名作『アピラ』が生まれた背景
アピラを手掛けたビルガー・カイピアイネン(1915-1988)は、フィンランドを代表する陶芸家であり、アラビアを象徴するデザイナーの一人である。ヘルシンキのアラビア・アートデパートメントで活躍し、約50年にわたり数々の作品を生み出した。
そのキャリアの中で、数少ないテーブルウェアシリーズとして誕生したのが「パラティッシ」とアピラである。カイピアイネンが手掛けた器のフォルムは、両コレクションをつなぐ重要な要素となっている。
1971年に誕生したアピラは、四つ葉のクローバーをモチーフにしたデザインが特徴のコレクションで、発売から50年以上を経た現在もなお、多くの人々を魅了し続けている。アピラは、カイピアイネンによってデザインされたフルーツや草花がモチーフのテーブルウェアコレクション「パラティッシ」の、装飾前の白い器から生まれたデザインである。
当時アラビアでは、品質には問題がないものの、わずかな個体差が見られる製品(セカンドクオリティ)を活用することで、廃棄を最小限に抑える取り組みを行っていた。アピラは、そうしたサステナブルなものづくりの考えのもと誕生し、多くの人々に親しまれるコレクションとなった。
原料の関係で1973年に生産終了となった後も復刻を望む声が多く寄せられ、2006年に復刻。そして2026年、このたび日本で先行復刻を果たす。今回の復刻では、新たなアイテムも加わり、アピラの魅力をより幅広く楽しめるラインナップで展開する。
四つ葉のクローバーを描いた緑のデザイン
「装飾の王」として知られるビルガー・カイピアイネンの作品は、豊かな色彩表現で知られている。一方でアピラは、さまざまな濃淡のグリーンのみで構成された単色のデザインであり、彼の作品の中でも珍しいデザインである。
フィンランドの自然から着想を得たクローバーが器いっぱいに描かれたアピラは、詩的な美しさとどこか懐かしさを感じさせる。カイピアイネンの幻想的で夢想的な世界観と、フィンランドの自然が融合することで、時代を超えて愛されるデザインが生まれた。
また、装飾の中には幸運のシンボルともいわれる四つ葉のクローバーが散りばめられており、アピラを象徴する意匠のひとつとなっている。1978年、カイピアイネンは「私はただ、美しいものだけをつくりたいのです」と語っている。その言葉の通り、アピラには彼の美意識と豊かな想像力が息づいている。
今回の日本先行復刻では、既存ラインナップに加え、新たに「マグ 0.35L」、「ボウル 13cm」を追加。アピラならではの美しいデザインを、日々の食卓でより幅広く楽しめるコレクションとして展開する。
アピラ復刻シリーズの商品ラインナップ
商品概要は以下の通り。
・アピラ マグ 0.35L(NEW ITEM):本体価格 5,300円(税込 5,830円)
・アピラ ボウル 13cm(NEW ITEM):本体価格 5,800円(税込 6,380円)
・アピラ ボウル 17cm:本体価格 7,400円(税込 8,140円)
・アピラ カップ&ソーサー:本体価格 9,000円(税込 9,900円)
・アピラ プレート 16.5cm/ソーサー:本体価格 4,000円(税込 4,400円)
・アピラ プレート 21cm:本体価格 6,000円(税込 6,600円)
・アピラ プレート 26cm:本体価格 8,000円(税込 8,800円)
・アピラ ボウル 23cm(アラビア公式オンラインストア先行販売):本体価格 15,000円(税込 16,500円)※入荷次第発売
販売チャネルは、全国のアラビア取扱店および公式オンラインストアとなる。
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編集:小田菜々香














































