台湾の中央気象署(CWA)および気象情報サイト「天気風険(ウェザーリスク)」は、今後1週間、台湾周辺では南西風主体の気圧配置が続くと指摘。太平洋高気圧の影響を受け、前半(17日から20日)は湿った空気が流れ込みやすくなり、南部で局地的なにわか雨や雷雨への警戒が必要なほか、大台北地区(台北市、新北市、基隆市)や、台湾北東部および中部以北の地域でも、午後に局地的な雷雨に注意が必要と呼びかけている。また、現在海上で熱帯低気圧が発生しており、早ければ17日にも台風12号に発達する可能性があるが、その後急速に勢力を弱める見通しで、台湾への直接的な影響はないと予想されている。
【週間天気予報】17日以降、南部は雷雨警戒、北部は午後のにわか雨に注意
中央気象署の張承伝・予報官は、17日から20日にかけて南西からの風の影響で大気の状態が不安定になると指摘。南部では終日にわたり局地的ににわか雨や雷雨となる可能性があり、特に早朝から午前中にかけては陸風の収束効果により、沿岸部で降水確率が高まると説明した。
その他の地域は概ね「曇り時々晴れ」の天候となるが、午後は熱対流の発達により、中部以北、北東部および各山地で雷を伴うにわか雨が局地的に発生しやすくなる。中でも台北圏と北東部では激しい雨に警戒が必要だ。気象専門家は、中南部の山地や北部での午後の降雨が夜間まで長引く可能性があるとし、外出時や山地での活動の際は雨具を携行し、安全確保に努めるよう呼びかけている。

最高気温が38度に達する恐れ、紫外線と熱中症に厳重警戒を
気温に関しては、台湾全域で最高気温が33度から36度となる見通しだ。地形や南西風の下降気流の影響により、中南部の山沿い、台北盆地および東部の花蓮・台東の一部地域では36度から38度の極端な高温となる可能性がある。厳しい暑さと強烈な紫外線が予想されるため、前述の気象情報サイトでは長時間の屋外活動を控え、こまめな水分補給による熱中症対策を推奨している。
17日にも台風12号発生へ
海上の熱帯擾乱について中央気象署は、熱帯低気圧が発達を続けており、早ければ17日にも台風12号が発生するとの見解を示した。ただし、この台風は18日には勢力を弱めて通常の低気圧に変わると予測されており、台湾の天候への直接的な影響はないとしている。
今後の天候の推移としては、来週21日(火曜)以降、湿った空気が次第に減少する。22日から23日にかけては太平洋高気圧が適度に強まるため降水確率がさらに下がり、午後の雷雨の影響範囲も縮小する見込みだ。一方で「天気風険」は、来週後半にはフィリピンの東の海上で新たな熱帯擾乱が発達する可能性があると指摘。これが台湾周辺の気象条件に影響を与えるかについては、引き続き今後の予報を注視する必要があるとしている。
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編集:平松靖史 (関連記事: 全国初の「酷暑日」 多治見40.3度、都内で熱中症261人搬送 | 関連記事をもっと読む )


















































