エコノミーでも快適!桃園空港で使える無料ラウンジ&癒しスポット9選

2025-07-06 15:32
桃園空港をただの中継地点だと思っているなら、それは大きな誤解だ。実際には、ここは飛行機の滑走路の傍らにある小さなテーマパークで、食事や買い物を楽しめるほか、「隠れた無料のラウンジ」も見つけられる。(写真/陳乃慈撮影)
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桃園空港を単なる出国前の中継地点だと思っているなら、それはちょっともったいないかもしれない。実はここ、飛行機の滑走路のすぐそばに広がる、隠れた「ミニテーマパーク」のような空間。グルメ、ショッピング、無料で使えるラウンジやシャワー室までそろっていて、空港で過ごす時間そのものが旅の一部になる。

スマホを見ながらただ出発を待つ――そんな過ごし方は、もう昔の話。最近では、あえて早めに空港へ向かって、この「旅行者だけの秘密基地」を満喫する人が増えている。ぼーっと過ごしてもいいし、子どもを遊ばせてもいい。お気に入りのドラマを観たり、SNSにアップする写真を撮ったり、美味しいものを楽しんだり。桃園空港なら、どんな過ごし方も大歓迎だ。

しかも最近では、「文化・技術・持続可能性」をテーマにした免税店も登場。待ち時間と買い物の体験がぐっとアップデートされている。ここはもう、単なる出発地点ではない。来るたびに「また立ち寄りたい」と思わせる、そんな「旅のハイライト」に進化中なのだ。

風傳媒のネット調査『DailyView』は、《KEYPO大データ分析エンジン》を活用して、桃園空港で「無料で楽しめるおすすめスポット」を徹底分析。飛行機に乗る前から癒される場所、思わず写真を撮りたくなる空間、家族で過ごしやすいエリアなどをピックアップした。

このガイドを手にすれば、ただ時間を潰すのではなく、出発前からちょっとした旅気分を味わえる。チェックインが待ち遠しくなる空港体験が、きっと見つかるはず。次の旅では、ぜひ「早めの空港入り」が楽しみになるような時間を過ごしてみてほしい。

No.1 展望台

展望台(写真/桃園国際空港フェイスブックより)
展望台(写真/桃園国際空港フェイスブックより)

場所:第二ターミナル5F南北両側

桃園空港の展望デッキは、毎日朝6時半から夜10時半まで開放されていて、飛行機の迫力ある離着陸を間近で楽しめるスポットだ。出国しなくても、滑走路を駆け抜ける飛行機の音と風を肌で感じられ、旅の気分を一足先に味わえる。しかも、朝焼けや夕焼けの時間帯には、柔らかな光に包まれた飛行機のシルエットと空が重なって、まるで映画のワンシーンのような風景が広がる。

北側のデッキからは、竹囲漁港の虹橋や海沿いに並ぶ風力発電機が見え、空港らしからぬ絶景に出会える。屋内にはレゴの大型模型やレゴウォール、サボテンのアートなども展示されていて、日差しを避けたい人にもぴったり。南側のデッキでは、高速鉄道が走る様子も見られ、屋内には昔懐かしい街並みのミニチュア装飾もあって、どちらも見応え十分。

ネットでは「南側は視界が広くて離陸の瞬間がよく見える」「飛行機と地上クルーの連携プレイを間近で見られて大満足」「手荷物検査があるけど、それでも何度でも行きたくなる」といった好意的なコメントが並んでいる。

アクセスのコツとしては、MRTでA13駅まで行き、3階のチェックインロビーに向かうのが基本。北側展望台へは1番カウンター付近のエレベーターで5階へ、南側へは22番カウンター側からアクセスできる。