4日、全台湾31地域の罷免団体は花蓮に集結し、大規模な「護国大行進」決起集会を開催した。市民が民主主義を守る行動で、中国寄りや共産主義寄りの青委員の排除に強い意志を示し、行進が正式に花蓮からスタートすることを宣言した。反共護台連盟の発起人である曹興誠氏は、花蓮から出発し台湾全土を巡ることを発表し、全ての台湾人が参加し、台湾を守る「参拝者」として加わることを希望した。
決起集会の現場には、曹興誠氏・葉春蓮氏(葉罷)ならびに全国31地域の罷免区代表が花蓮の中山公園に集まり、まず葉氏が体育館での経験を回顧しながら、傅崐萁氏の誤った方向性を指摘するための行動がいかに効果的であったかを述べ、多くの遠方からの参加者に感謝の意を示した。

葉罷氏は、傅崐萁氏と青と白の立法委員による法案通過に抗議し、国防、国際関係、安全保障の三大防線を脅かすものとして、立法院での混乱を招く立法委員の排除を第一目標とし、体内の異物を取り除くことを喩えに国の免疫機能を訴えた。

曹興誠氏は、全台湾の罷免団体を率いて花蓮から出発し、台湾全境を巡ることを示し、台灣の安全を守る責務を訴え、国会の転覆を企て台湾を第二の香港化させる試みは許されないと警告した。
曹氏は、この罷免運動は国民全体の動きであり、政党に関係なく、すべての自由や民主主義を愛する国民は立ち上がるべきだとし、特に花蓮を出発地と選んだ理由として、傅崐萁氏の問題を明示し、中共による議会干渉を暴き出すことだとした。

曹興誠氏は、国民党が親中、売国と非難される中で、国民党の説明責任を欠如していると指摘した。また、罷免運動を党派対立から切り離し、民進党と国民党双方の参加を促した。
「護国大行進」は本日、花蓮から出発し、16日間の行進が正式に始まり、歩行と車両による島巡りを通して、全台湾の県市を巡る予定で、7月19日に立法院の青島東路に戻る予定である。
編集:佐野華美
(関連記事: 情報安全か全面監視か?中国の「デジタル身分証」導入へ、11億のネットユーザーデータが北京の手に | 関連記事をもっと読む )台湾ニュースをもっと深く⇒風傳媒日本語版X:@stormmedia_jp