台湾の分類で中度台風に当たる台風13号(ドルフィン)は、西寄りに進み、沖縄地方と東シナ海方面へ向かっている。
台湾中央気象署によると、4日と5日は太平洋高気圧の影響で各地で厳しい暑さが続く見込みで、台北都市圏や台湾中部・南部など10県市に高温情報が発表された。
気象専門家の呉徳栄氏は、4日後以降は台風の進路予測のばらつきが大きくなると分析。7日(金)から9日(日)にかけて台風周辺の風が台湾北部の海上に及び、台湾西部では雨が強まる傾向にあるほか、台湾各地で強い突風に注意が必要だとしている。
10県市に高温情報 台北などで36度以上が続く可能性
中央気象署の気象データによると、太平洋高気圧の影響で台湾各地は晴れ、厳しい暑さとなっている。
気象署は4日、台北市、新北市、桃園市、南投県、雲林県、台南市、屏東県、花蓮県の8県市に、オレンジ色の高温情報を発表した。これらの地域では、36度以上の高温が連日続く可能性がある。
新竹市と新竹県には黄色の高温情報が出され、気温が36度以上となる可能性がある。
4日と5日は各地で高温が続き、午後は台湾中部・南部の山間部で、局地的ににわか雨が降る見込みだ。
台風13号、4日後以降は進路予測のばらつき拡大
中央気象署によると、台風13号の中心は4日未明、台北の東約2280キロの海上にあり、時速19キロで西へ進んでいる。
中心付近の最大風速は毎秒40メートルで、台湾の分類では大型の中度台風の勢力を維持している。
呉氏は自身のコラム「洩天機教室」で、台風13号は徐々に勢力を弱めながら、今後4日間は西寄りに進み、沖縄付近を通過するとの見方を示した。
5日目には東シナ海南部へ進んだ後、速度が遅くなり、進路の不確実性が高まるという。
最新の欧州モデルによるアンサンブル予報では、4日後以降、北側の高気圧が弱まる速度の違いにより、予測進路が大きく分かれている。
呉氏は、台風がより北寄りの進路を取り、台湾から遠ざかるほど、台湾への影響は小さくなると説明し、今後の注目点だとした。
7日から台風周辺の風が影響 台湾西部で雨強まる見込み
呉氏によると、6日(木)は台湾付近の風向きが北東風に変わり、台湾北部では局地的に一時雨が降る見込みだ。
7日(金)から9日(日)にかけては、台風13号周辺の風が台湾北部の海上に及び、その後中国方面へ進むと予想されている。
台風周辺の風の影響により、7日は台湾北部と中部・南部で局地的ににわか雨が降る見込み。8日(土)と9日(日)は台湾西部で雨が強まり、気温もやや下がる可能性がある。
一方、台湾東部では山越えの下降気流の影響により、極端な高温に注意が必要だ。台湾各地では強い突風にも警戒が必要となる。
10日(月)以降は台風が遠ざかり、台湾付近では南西風が吹く見込みだ。
風上となる台湾南西部では局地的ににわか雨や雷雨が発生する可能性があるが、その他の地域では再び晴れて厳しい暑さとなる見通しだ。

北部で強風の影響確率高く 基隆36%、台北34%
台風13号の接近に伴い、中央気象署は今後120時間以内に強風の影響を受ける確率を発表した。
北部と北東部で比較的高く、基隆市が36%、台北市が34%、新北市が33%、桃園市が32%、宜蘭県と連江県がそれぞれ31%となっている。
新竹県・市、苗栗県、花蓮県は22~28%で、台湾中部・南部やその他の離島では、おおむね20%以下となっている。

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編集:梅木奈実
















































