三菱地所株式会社は、世界有数のリゾート地であるバリ島の経済特区「クラクラ・バリ」において、複合型リゾート開発を手掛けるPT Bali Turtle Island Development(BTID社)と共同で開発を進めてきた大規模ラグジュアリーアウトレットモール「Sira Village Grand Outlet Bali(SVGOB)」を2026年6月に竣工させ、7月31日正式に開業した。
バリ島における大規模ラグジュアリーアウトレットモールの開発は史上初めてであり、同社グループがインドネシアで手掛ける商業施設としては第2弾となる。
バリ島初の大型アウトレット、富裕層や観光客の需要取り込む
バリ島では2025年度の旅行客数が国内およびインバウンドを合わせて州政府の統計史上最高水準に達するなど、コロナ禍からの順調な回復を見せている。同施設はバリ島初となる国際基準のファクトリーアウトレットとして、国内外の富裕層や観光客の消費需要を取り込む狙いだ。
本プロジェクトは、ジャカルタ・カラワンの「The Grand Outlet East Jakarta」(2023年12月開業)やタイの「Central Village」(2019年8月開業)に続く、同社グループが東南アジアで展開する3つ目のアウトレットモールとなり、世界的なリゾート地において新たなショッピングリゾートの確立を目指す。
あわせて同社グループの三菱地所インドネシア社では、ジャカルタ中心部にてコマーシャル棟と住宅棟の超高層2棟からなる大型複合開発プロジェクト「Two Sudirman Jakarta」(敷地面積約3.3ヘクタール、総延床面積25万2000平方メートル、2024年7月本体着工)を2028年末の竣工に向けて推進している。
同プロジェクトのホテル・サービスアパートメントの運営管理契約はハイアットグループと締結しており、高級ホテル「Andaz」が出店するほか、分譲住宅の販売も行われている。
同社はこれらの多彩なアセットタイプで構成されるポートフォリオを通じてインドネシアの都市機能を供給・更新し、不動産市場における事業基盤拡大を図る。
空港から車で約20分、バリの伝統建築をデザインに採用
「Sira Village Grand Outlet Bali」が位置するスランガン島の「クラクラ・バリ」は、インドネシア政府から観光・クリエイティブ産業の経済特区に指定されている注目のエリアである。
約498ヘクタールの広大な敷地では、BTID社が海洋複合型リゾートとしてマリーナ、高級ヴィラ、インターナショナルスクールなどの整備を進めている。同施設はバリ国際空港(ングラライ空港)から車で約20分、主要観光エリアからも30分圏内に位置し、慢性的な交通渋滞を回避できる戦略的立地を誇る。 (関連記事: 夏のニセコビレッジ、平均20度の避暑リゾートへ 夏祭りや花火、限定グルメも展開 | 関連記事をもっと読む )
また、国家戦略プロジェクト「バリ・マリティム・ツーリズム・ハブ構想」の一環として大型クルーズ船の接岸に向け拡張工事が進むブノア港にも近接しており、海路からの富裕層インバウンド需要の取り込みも期待される。













































