台北・上海交流に制限強化 専門家「民進党の対中姿勢への影響を懸念」台北・上海双城フォーラムが今月17日に開催される前、台北市政府は史上初めて、訪問団メンバーリストが中央政府により事前の理由説明なく削減される事態に直面した。政治大学外交学科の黄奎博教授は、陸委会がリスト申請に課した3つの条件により、今後両岸交流を行おうとする地方政府や民間団体に萎縮効果が生じやすいと指摘。民進党政府は、双城フォーラムが順調に開催されることで、自らの「対中抗戦、台湾防衛」のスローガンや実質的な台湾独立の進展に影響が出ることを懸念し、上海市随行記者の入境を拒否したのではないかと分析。もし上海市政府の参加者全員が静かに来て、静かに帰ることを約束したとしても、陸委会は依然として異議を唱えるのだろうかと疑問を投げかけている。