出入国在留管理庁は、令和7年(2025年)における出入国在留管理業務の統計状況を発表した。外国人入国者数、在留外国人数ともに過去最高を更新し、日本の国際化が新たなフェーズに入ったことを示す結果となった。
入出国動向:外国人入国者は4243万人、日本人の出国も回復傾向
令和7年の外国人入国者数は、前年比565万966人増の4243万930人となり、初めて4000万人の大台を突破した。
このうち新規入国者数は3918万4525人で、国籍・地域別では韓国(923万875人)が最多。次いで中国(722万2691人)、台湾(639萬65人)と続いた。在留資格別では「短期滞在」が3845万8105人と大半を占めている。一方、日本人の出国者数も1473万1615人と、前年比で172万4333人増加し、回復傾向が鮮明となった。
在留外国人:初の400万人超え、資格取消は過去最多
令和7年末時点の在留外国人数は、前年末比35万6418人増の412万5395人に達し、初めて400万人を突破した。
- 国籍別上位:中国(93万428人)、ベトナム(68万1100人)、韓国(40万7341人)
- 資格別上位:「永住者」(94万7125人)、「技術・人文知識・国際業務」(47万5790人)、「留学」(46万4784人)
なお、在留資格の取消件数は1446件で、前年から262件増加した。
不法滞在対策:「ゼロプラン」により不法残留者は2年連続減少
政府が令和7年5月に発表した「国民の安全・安心のための不法滞在者ゼロプラン」に基づく施策の結果、令和8年1月1日現在の不法残留者数は6万8488人となった。1年間で6375人減少し、2年連続の減少を記録した。不法残留者の国籍別では、ベトナム(1万1601人)が最多で、タイ(1万907人)、韓国(1万20人)が続く。
入管法違反:不法就労が7割、国費送還は過去最多に
令和7年に入管法違反で退去強制手続等が執られた者は1万8442人(前年比2.5%減)。このうち不法就労が認められた者は1万3435人で、全体の72.9%を占めた。
送還・出国者数は計1万7352人で、護送官を付した「国費送還」は前年比27.7%増の318人に上り、過去最高を記録している。
難民認定:「B案件」類型化により申請数は減少傾向
難民認定手続については、令和7年の難民認定申請者数は1万1298人で、前年より1075人減少した
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