出入国在留管理庁の発表によると、令和8年(2026年)1月1日現在の本邦における不法残留者数は6万8488人となり、前年(令和7年1月1日現在:7万4863人)と比較して6375人(8.5%)減少した。性別では、男性が4万1067人(全体の60.0%)、女性が2万7421人(同40.0%)で、前年比で男性は4469人(9.8%)、女性は1906人(6.5%)それぞれ減少している。
台湾籍の不法残留者は2601人、前年比12.8%の大幅減
台湾籍の不法残留者数は2601人で、全体の3.8%を占め第7位となった。令和7年の2983人と比較すると382人減少しており、減少率は12.8%に達した。性別の内訳は、男性が1359人(前年比13.4%減)、女性が1242人(同12.1%減)となっている。
在留資格別に見ると、台湾籍は「短期滞在」が2552人と大半を占め、次いで「その他(32人)」、「日本人の配偶者等(9人)」、「特定活動(6人)」、「留学(2人)」と続く。また、令和7年1月1日以降に判明した新規不法残留者のうち、台湾籍は158人で、台湾の不法残留者総数に占める割合は6.1%であった。
国籍・地域別:ベトナムが最多 スリランカを除き上位10か国は減少
国籍・地域別の上位10か国の構成では、トルコがカンボジアに代わって第9位となった。また、スリランカを除くすべての国・地域で人数が減少している。
上位10か国・地域の詳細は以下の通り。
- ベトナム:1万1601人(2695人減)
- タイ:1万907人(430人減)
- 韓国:1万20人(580人減)
- 中国:5827人(738人減)
- フィリピン:4393人(291人減)
- インドネシア:4248人(383人減)
- 台湾:2601人(382人減)
- スリランカ:2091人(48人増)
- トルコ:1228人(144人減)
- カンボジア:1044人(336人減)
在留資格別:「短期滞在」「技能実習」など全資格で減少
在留資格別の上位5資格については、令和7年1月1日現在と比べて順位に変化はなかったものの、すべての資格で人数が減少した。
「短期滞在」が4万1607人(4127人減)で最も多く、次いで「技能実習」が9323人(2181人減)、「特定活動」が7306人(263人減)、「留学」が2173人(72人減)、「日本人の配偶者等」が1724人(26人減)となった。なお、技能実習の数値には1号から3号までのイおよびロが含まれており、留学には旧制度の就学資格も含まれている。
新規発生と解消の動向
新規不法残留者数の動向に関する統計では、令和8年1月1日現在の新規不法残留者数は9,748人であった。国籍別ではベトナム(2692人)、タイ(2497人)、インドネシア(908人)の順に多く、資格別では「短期滞在(3737人)」が最多であった。次いで特定活動が1,924人、技能実習が1,831人であった。
一方で、令和7年1月1日時点で不法残留状態にあった者のうち、送還や出国命令による出国、在留特別許可の取得などにより、令和8年1月1日までに不法残留状態が解消された者は1万6123人に上った。
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