宗佑磨が、投手戦の流れを2本のアーチで変えた。

オリックス・バファローズは14日、京セラドーム大阪で北海道日本ハムファイターズと対戦し、6-2で勝利した。宗は6回と8回にそれぞれ2ラン本塁打を放ち、プロ初の1試合2本塁打を記録。今季の本塁打数を10本に伸ばし、プロ12年目で初めてシーズン二桁本塁打を達成した。
日本ハム先発の達孝太は、4回までオリックス打線を無安打に抑える好投を見せた。日本ハム打線は2回、有薗直輝の適時打で先制。オリックスは5回まで太田椋の二塁打1本に封じられ、試合前半は投手戦となった。

それでもオリックスは、同じ攻撃の形から二度にわたって試合を動かした。6回、中川圭太が安打で出塁し、若月健矢の犠打で一死二塁とすると、宗が初球を捉えて右翼席へ逆転2ラン。日本ハムは7回に代打・清宮幸太郎の適時打で同点に追いついたが、8回にも中川が四球で出塁し、若月が犠打を成功させると、宗が再び右翼席へ勝ち越し2ランを運んだ。

宗の2本目の一発でオリックスは4-2と勝ち越し、宗自身もキャリアハイとなるシーズン10号に到達。その後も太田と紅林弘太郎が連続適時打を放ち、この回一挙4得点で日本ハムを突き放した。

達は宗の1本目の本塁打による2点を失ったものの、7回を投げて被安打4、8奪三振と好投した。オリックス先発の髙島泰都も6回1/3を6安打2失点にまとめ、打線の逆転につなげた。

試合後、ヒーローインタビューに登場した宗は、達に抑えられた最初の2打席が逆転弾につながったと明かした。
「前の2打席でいいようにやられていたので、絶対にやり返してやろうという気持ちで打席に入りました」
8回に2ストライクから放った決勝弾については、「正直、何も考えていませんでした」と笑顔を見せ、「1本目よりも2本目の方が感触はよかった」と振り返った。2本はいずれも中川が出塁した後に生まれており、宗は中川とのコンビについて「最高です」と喜んだ。
プロ入り後初となるシーズン二桁本塁打について、宗はこれまで達成できなかった目標に触れながら、その喜びをかみしめた。
「毎年、打率3割を打つと言って達成できず、二桁本塁打を打つと言っても達成できないシーズンが何年も続きました。今回、達成することができて本当によかったです」
さらに、この日の試合を母親が球場で観戦していたことも明かした。母親が約1週間前に誕生日を迎えたばかりだったことから、インタビューを通じて「ハッピーバースデー」と祝福。スタンドから大きな歓声が上がった。 (関連記事: 【プロ野球】オリックス・陳睦衡、5回1安打無失点で今季2勝目 支配下登録後2戦2勝、防御率0.66 | 関連記事をもっと読む )
一方、日本ハムの台湾人右腕・孫易磊は、この試合で登板機会がなかった。日本ハムは8回に堀瑞輝、島本浩也を相次いで投入したが、オリックス打線に4点を奪われた。




















































