オリックス・バファローズは5日、京セラドーム大阪で東北楽天ゴールデンイーグルスに3―1で勝利した。
先発のアンダーソン・エスピノーザは111球を投げ、7回9安打1失点、2四球、4奪三振。走者を背負いながらも要所を締める粘り強い投球で今季10勝目を挙げた。来日3年目で初めてシーズン2桁勝利に到達し、自身の連勝も4に伸ばした。

「もちろん、もっと勝ちたいと思っています。勝ち続けることができれば、チームが優勝を大阪に持ち帰るための力になれると思います」
エスピノーザ、9安打を浴びながら1失点の粘投
楽天打線を圧倒したわけではない。9安打を浴びながらも、勝負どころで踏ん張った。失点は3回、マッカスカーに許した同点適時打による1点のみ。その後は楽天に流れを渡さなかった。

象徴的だったのは、2―1と1点をリードして迎えた6回だ。安打と四球で無死一、二塁のピンチを招いたが、浅村栄斗を内野ゴロ併殺打に仕留めた。その後、再び安打を許して2死一、二塁とされたものの、堀内謙伍を左飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。
7回にも走者を得点圏へ進められたが、辰己涼介を空振り三振、続く佐藤直樹を二ゴロに打ち取った。
最後のアウトを奪うと、エスピノーザはマウンド上で腕を振り上げ、雄たけびを上げた。再三のピンチをしのぎ、7回を投げ切った。
西川龍馬が先制本塁打 若月健矢の犠飛で追加点
打線は初回、西川龍馬が今季7号となる先制ソロを放った。3回に同点とされたものの、4回には中川圭太の二ゴロの間に勝ち越した。7回には若月健矢の犠飛で貴重な追加点を奪った。

エスピノーザの降板後は、椋木蓮とマチャドがそれぞれ1回を無失点に抑え、2点のリードを守り切った。
十分な休養で球速と球威に手応え
エスピノーザは、前回登板から間隔が空き、十分に体を休めることができたと説明。この日は普段以上に球速と球威に手応えがあったという。オールスターゲームにオリックス代表として出場した経験も、エネルギーを蓄えて後半戦に臨む助けになった。
来日初の10勝も通過点 沢村賞争いに意欲
ただ、シーズン10勝はゴールではない。今後の目標を問われると、日本プロ野球の投手に贈られる最高峰の栄誉の一つである沢村賞にも言及した。
「登板するたびに、いい投球をしたいと思っています。シーズンが終わる頃に、沢村賞を争える位置にいられたらうれしいです。まだシーズンは長いので、全力を尽くします」
来日1年目から先発ローテーションを支え、今季は自身初の2桁勝利に到達した。エスピノーザは今や、オリックス先発陣の柱の一人となりつつある。
走者を背負っても試合を崩さず、最少失点で切り抜ける。その粘り強さが、今季10勝を積み重ねる力となっている。
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編集:梅木奈実












































