日本のウェルネス産業の拡大が続く中、パソナグループは次世代のスタートアップ企業を発掘するため、本年11月に兵庫県淡路島にて「Awaji Well-being Business Contest 2026」を開催し、参加者の募集を開始した。
本コンテストでは、起業家、研究者、ベンチャー企業を対象に、「身体」「心」「絆」という3つのウェルネスを中心としたテーマで革新的なアイデアを募る。
ウェルビーイング分野の事業化を全面支援
「Awaji Well-being Week 2026」の一連のイベントの一環として実施されるこの取り組みは、ウェルビーイング分野の有望なアイデアの事業化を支援することを目的としている。
最終選考の通過者はコンテストのステージでプレゼンテーションを行い、受賞者にはインキュベーションから事業化までの全面的なサポートが提供される。具体的には、「PASONA NATUREVERSE Incubation Program」への参加や、「PASONA NATUREVERSE Fund」からの投資検討、さらにビジネスコラボレーションの機会が与えられる。
2022年の立ち上げ以来、本コンテストは数多くの実りある協業を生み出してきた。第1回の最優秀賞を受賞した軟骨伝導技術を手がける株式会社CCHサウンドは、パソナグループと提携し、2025年の万博で世界博覧会としては初となる軟骨伝導イヤホンを活用した。
同社は万博終了後、技術の事業化を加速させるため「株式会社パソナCCHサウンド」としてパソナグループに参画している。
2004年に日本で発見された軟骨伝導技術は、従来の気導や骨導とは異なり、耳穴を塞ぐことなく軟骨を通じて音を伝える仕組みを持つ。
医療、ホスピタリティ、公共サービスなど、明確なコミュニケーションが必要とされる分野での応用が期待されており、新会社はパソナグループの万博での経験を活かし、日常の場面においてよりアクセシブルで包括的なコミュニケーションへの貢献を目指す。
富山県でデジタルノマド誘致戦略を支援
また、日本が海外からのリモートワーカー誘致の取り組みを拡大する中、コンサルティング子会社の株式会社パソナJOB HUBは、富山県からデジタルノマド誘致戦略の策定を支援する事業者に選定された。
同社は地元企業、地域団体、日本デジタルノマド協会と連携し、地域の潜在的な可能性を評価するとともに、グローバルなリモートワーカーのニーズを特定する。
このプロジェクトは、長期滞在の機会を創出し、グローバル人材と地域社会との結びつきを強化することを目的としている。
事業の一環として、ワークショップや調査のほか、国内の先行するデジタルノマドの滞在地への視察も予定されており、得られた知見は富山県を国際的なプロフェッショナルにとって魅力的な目的地として位置づけるための今後の取り組みに活用される。
淡路島に6カ国から若手フェローが集結
さらに、パソナグループの淡路ユースフェデレーション(AYF)は、西日本の淡路島を拠点とする半年間のグローバルフェローシッププログラムの第7期生として6名のフェローを迎えた。
2017年に開始された同プログラムは、これまでに50カ国以上から100名を超える卒業生のネットワークを構築している。
数千人の応募者の中から選ばれた今回のフェローは、イタリア、クロアチア、アルバニア、タイ、イギリス、日本の出身であり、再生可能エネルギーからクリエイティブデザインまで幅広い分野を代表している。
7月7日には開講式が開催され、来賓からの挨拶や、淡路島での抱負に関するフェローたちのプレゼンテーションが行われた。
プログラムを通じて、各国の若き起業家やクリエイター、イノベーターが集い、それぞれの多様な専門知識と視点を活かして、社会課題の解決や地方創生に向けた実践的なソリューションの開発に取り組む。
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編集:小田菜々香


















































