台湾北部・桃園市の竹囲漁港で2026年8月1日と2日の2日間、「Pearl Coast International Music Festival(桃園珍珠海岸国際音楽祭)」が開催された。
台湾の空の玄関口である桃園国際空港に近い海岸を舞台とし、世界に最も近い台湾の音楽フェスを目指す同フェスティバルは、台湾で育まれた若手アーティストを国際的な観客に届けると同時に、日本、韓国、インドネシア、マレーシア、マカオなどアジア各地の音楽を台湾のリスナーへ紹介する新しい交流のプラットフォームとして企画された。

桃園で育った若手アーティストを世界へ
桃園市ではこれまで、鉄玫瑰熱音賞、客家音楽祭、桃園星人秀、外国人タレントコンテスト、LALAI先住民族音楽人材育成プロジェクトなど、複数のプラットフォームを通じて音楽人材を継続的に支援してきた。
本フェスティバルは、こうした育成の場から育ち、作品や出演経験を積んだアーティストが国際的な出演者と同じステージに立ち、次の観客や国際的な産業の機会と出会うための重要な接点となっている。
本年は、忒修斯、SADOG、羊駝小姐、青原、芒果醬、KTS烤吐司流行合唱団、孤寂輔導室、The ACES、基姜などのアーティストが参加し、地元・桃園から次の舞台へのステップアップを果たした。
日本の七愛らアジア各地のアーティストが集結
本音楽祭の最大の魅力は、国境を越えた豪華なラインアップにある。本年は台湾、日本、韓国、インドネシア、マレーシア、マカオから多彩なアーティストが出演し、多様なジャンルの音楽が披露された。
日本からは、福岡出身の新世代シンガーソングライターである七愛が参加、透明感のある清らかな歌声と自然なステージングで台湾の観客を魅了した。
七愛は、日本と台湾の新たな音楽シーンを繋ぐ役割を見事に果たし、韓国のWonstein、インドネシアのGIGI、マレーシアのbabychair、マカオの青原らと共に、アジアの音楽交流を具現化した。さらに、台湾を代表する人気グループの玖壹壹や実力派アーティストの盧廣仲らもステージを盛り上げた。
会場では、国内外のアーティストが集う「珍珠国際」、音楽とスポーツを組み合わせた「海岸熱血」、バンドコンテストや若手育成を目的とする「築夢世界」という3つのステージが設けられた。大型ステージの演出や観客との一体感、自由で創造的なパフォーマンスで、台湾ならではのフェスティバルの熱気を生み出した。
さらに会場内では、音楽、地元の美食、文化、デザインが集う夜のシーサイドマーケットが展開された。来場者が参加できるプログラムも用意されており、音楽、旅、文化、ライフスタイルが一体となるフェスティバル体験が提供された。
国際音楽祭としての定着へ、七愛も台湾で初舞台
桃園市は本フェスティバルを単発のイベントにとどめず、毎年開催される国際的な音楽祭として定着させることを目指している。
今後も日本の歌手をはじめとする世界中の優秀なアーティストを継続的に招致し、東アジア各地のアーティストと音楽ファンが毎年桃園に集い、新しいサウンドと出会える一大交流拠点へと成長させていく展望だ。世界が音楽を通じて桃園を知り、桃園が音楽で世界と繋がるというビジョンに向け、さらなる飛躍が期待されている。
福岡出身のシンガーソングライター・七愛は、R&Bやラップを得意とするアーティスト。今年本格的にソロアーティストとしての活動をスタートさせ、今回初めて台湾を訪れ、桃園珍珠海岸国際音楽祭の大舞台に挑んだ。
安定感のあるステージパフォーマンスと、クリアで力強く、表現力豊かな歌声で観客を魅了し、多くの新たなファンを獲得した。
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編集:小田菜々香

















































