楽天は6日、京セラドーム大阪でオリックスに3―1で勝利し、連敗を止めるとともに後半戦初勝利を挙げた。先発の岸孝之投手は7回102球を投げ、2安打1失点の好投で今季3勝目。通算勝利数を173勝に伸ばし、桑田真澄氏に並ぶプロ野球歴代39位タイとなった。

「子どもの頃から桑田さんの投球を見て育ちましたし、父からも『桑田さんを見習え』と言われていました。父が一番喜んでいるんじゃないかなと思います」
試合後、幼い頃から憧れてきた桑田氏の勝利数に並んだことを問われると、岸は父との思い出を交えながら喜びを語った。
この日は岸にとって後半戦初登板。前回登板から間隔が空き、チームも連敗中だったが、周囲の状況を必要以上に意識することはなかったという。
「そこはあまり意識していませんでした。前回から間が空いていたので、自分のペースを保ちながら、感覚を確かめることを意識して投げました。結果的にいい形になって良かったです」
岸は立ち上がりからテンポを崩さず、緩急とコースを使い分けてオリックス打線を抑えた。
2回に山中稜真に左前打を許したものの、その後も安定した投球を続け、6回まで得点圏に走者を進めさせなかった。
失点したのは7回。先頭の西川龍馬に中越え二塁打を許し、紅林弘太郎の右飛で三塁へ進まれると、来田涼斗に四球を与えて一、三塁。続く山中に中犠飛を許した。それでも中川圭太を一邪飛に打ち取り、失点を1点に抑えた。
7回を投げ切り、球数は102球。岸は試合後、「全体的にバランス良く投げられたと思います」と振り返り、捕手の堀内謙伍にも感謝した。
「捕手がうまくリードして、自分の状態を引き出してくれました」
打線は初回から岸を援護した。2死から佐藤直樹が左前打で出塁すると、マッカスカーがオリックス先発・田嶋大樹から左翼席へ今季15号の先制2ランを放った。
5回には平良竜哉の二塁打と堀内の犠打で1死三塁とし、宗山塁の中犠飛で3点目を加えた。

西武時代の2007年から始まったプロ生活は20年目を迎えた。積み重ねてきた173勝について、岸は周囲への感謝を口にした。
「もちろん自分一人の力でここまで来られたわけではないので、本当にチームメートに感謝しています」
楽天は約2週間ぶりの白星を挙げ、後半戦初勝利となった。岸は試合後、ファンに向けても思いを語った。
「これだけたくさんのファンの方が応援してくださっているので、チーム一丸となって、プレーで応えられるように頑張りたいです」
プロ20年目で通算173勝。岸は幼い頃から憧れ、父から目標にするよう言われていた桑田氏の勝利数に並んだ。
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編集:梅木奈実













































