千葉県では13日夕方から14日明け方にかけて記録的な豪雨となり、各地で道路冠水や住宅浸水、車両の水没が相次いだ。14日正午までの報道では、死者は5人と報じられており、このほか1人が心肺停止、1人が行方不明となっている。千葉市中央区では24時間降水量が367.0ミリに達し、1976年の統計開始以来最多を更新した。冠水した道路では車内に取り残される被害も発生したほか、鉄道やバスなど公共交通機関の運休が相次ぎ、成田空港やJR蘇我駅などでは1万人を超える帰宅困難者が発生した。
千葉駅えぐすぎて草 pic.twitter.com/XFcUgZrS1v
— 人生の負け組 (@pEmQc5ivRI82636)August 13, 2026
一方、総務省消防庁が14日午前11時に公表した第7報では、大雨による死者として市川市1人、佐倉市2人、八千代市1人の計4人を計上している。このほか千葉市で2人の死亡が確認されているものの、同庁は大雨との関連について調査中としている。被害状況の確認が現在も続いており、死者数などの速報値は今後変わる可能性がある。
線状降水帯3回、千葉市では24時間で367ミリ
千葉県では13日から14日明け方にかけて線状降水帯が3回発生し、記録的短時間大雨に関する気象防災速報は計25回発表された。千葉市中央区では12時間降水量が348.0ミリに達し、観測史上最多を更新した。24時間降水量も367.0ミリとなり、これまでの最多だった309.0ミリを大きく上回った。
こんな状態でも駅まで乗客を届ける千葉市のバス
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神すぎる🙏🦁#ゲリラ豪雨 pic.twitter.com/PVC7coEJj7
大雨のピーク時には、千葉市や市川市、船橋市、市原市など県内22市町に「レベル5大雨特別警報」が相次いで発表され、6市には「レベル5土砂災害特別警報」も出された。レベル5の特別警報は14日午前5時15分までにすべてレベル4以下へ切り替えられ、その後、午前10時33分には県内の「レベル4大雨危険警報」もすべて「レベル2大雨注意報」に引き下げられた。ただ、正午前の時点でも千葉市、市原市、茂原市、大網白里市では「レベル4土砂災害危険警報」が続いている。
消防庁の午前11時時点の集計では、千葉県内で9万5289人を対象に「緊急安全確保」、10万2585人を対象に避難指示が出されている。大雨で地盤が緩んでいるうえ、関東では15日明け方にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、引き続き土砂災害などへの警戒が必要となっている。

冠水した道路で死者相次ぐ 車内に取り残される被害も
人的被害は、冠水した道路などで相次いだ。市川市では冠水した道路で男性が見つかり、その後死亡が確認された。八千代市でも水につかった道路で男性が見つかり、死亡が確認された。佐倉市では66歳の女性が冠水で動けなくなった車内に取り残され、その後死亡した。柏市では、浸水した道路で車から脱出できなくなった70代女性が救助されたものの、正午時点で心肺停止の状態となっている。
水没して車たち
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天井まで水没しても通電してるハザードが悲しすぎる#線状降水帯#稲毛区 #千葉市#冠水 #浸水#大雨 pic.twitter.com/ukNMSvyhqx
県内では住宅被害も広がっている。消防庁の午前11時時点の速報では、住宅1棟の半壊、45棟の床上浸水、39棟の床下浸水が確認された。大網白里市では大網駅周辺を中心に広い範囲で道路が水につかり、多数の車両が水没し、住宅でも浸水被害が報告されている。被害の全容はまだ把握されていない。















































